HP5 PlusをISO3200に増感する現像時間|Microphen・DD-X公式値を確認
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結論(先に)
手元にHP5 Plusが1本あって、今夜EI3200で増感現像するなら、僕が確認できた公式値はこれだけです。
- Microphen(Stock・20℃)でEI3200=16分。ILFORD公式のHP5+ Technical Specification表に載っています。
- DD-X(1+4・20℃)はHP5+の時間として9分が公式ページにありますが、これがEI3200指定かどうかは僕が見た資料からは確認できませんでした。増感目的でDD-Xを使うなら、公式ページで該当するEIの行を自分の目で確認してください。
Microphenは元々「フィルム速度を活かす」設計の現像液です。増感の選択肢として名前が挙がるのはこのためです。
データ表
| 現像液 | 希釈 | 液温 | EI | 時間 | 出所 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Microphen | Stock | 20℃ | 400 | 6.5分 | ILFORD公式(フィルム公式ページのTechnical Specification表) | 2026-07-23 |
| Microphen | Stock | 20℃ | 3200 | 16分 | ILFORD公式(同上) | 2026-07-23 |
| Ilfotec DD-X | 1+4 | 20℃ | 記載なし | 9分 | ILFORD公式(同上) | 2026-07-23 |
DD-Xの行は「EI」列を空欄にせず「記載なし」としました。カルテにEIの明記が無いためです。要確認のまま埋めるのではなく、無い情報は無いと書きます。
選び方
増感の幅を数字で見るなら、まずMicrophenです。EI400からEI3200まで、6.5分から16分へと時間が伸びる関係が公式表で追えます。この2点だけでも「増感すると時間が伸びる」という向きは分かります。
DD-Xは液体で計量が楽な現像液です。ただしHP5+の公式時間は9分の1点しか僕の手元では確認できていません。増感時にこの9分をそのまま使ってよいかは、公式ページで確認してから判断してください。
手元の水温が20℃から動かせない台所なら、この表の条件はそのまま使えます。20℃を保てない環境の時間は、今回の資料には載っていません。
軸ごとの本文
Microphenの増感時間
Microphenは粉末の微粒子現像液です。フィルム速度を活かす設計で、高感度用途に使われるとILFORD公式ページに書かれています。僕が確認した公式表では、HP5+をMicrophen Stockで現像する時間はEI400で6.5分、EI3200で16分でした(20℃・確認日2026-07-23)。この2点の間のEI(800・1600)の公式値は、今回の資料には見つかりませんでした。空けたまま出します。
DD-Xの現像時間とEIの不確かさ
Ilfotec DD-Xは液体濃縮の微粒子現像液で、1+4に希釈して使い切る設計です。推奨現像温度は20℃とILFORD公式ページに明記されています。公式のフィルム表にはHP5+で1+4・9分という値がありますが、この値がどのEIに対応するのかまでは、僕が確認したカルテの記載からは判断できませんでした。増感目的でDD-Xを使う場合、この9分を無条件でEI3200に当てはめるのは危険です。公式ページの該当行を自分の目で確認してから使ってください。
HP5 Plusのラチチュード
HP5 Plusの公称はISO400/27°です。ILFORD公式ページには、ラチチュードが広くEI200〜3200で使用できるとあります(確認日2026-07-23)。EI3200は公式が想定する増感の上限側にあたります。
公式ページで確認する
僕が今回まとめたのは、ILFORD公式ページに載っている数字の整理です。HP5 Plusの確認カルテは/tools/hp5-plus/、Microphenは/tools/microphen/、Ilfotec DD-Xは/tools/ilfotec-ddx/にあります。実際の現像前には、必ずILFORD公式ページ(hp5-plus-35mm・chemistry/film-developer配下)の最新版で数字を確認してください。データシートは改訂されることがあります。
確かめ方と未評価
この記事に載せた数値は、ILFORD公式ページのTechnical Specification表にある値だけです(確認日2026-07-23)。DD-XのEI3200専用の時間のように、公式ページに数字が無い/確認できなかった項目は、値を作らずに「記載なし」「確認できなかった」とそのまま書きました。
実際にEI3200で現像した時の粒状・階調・仕上がりは、僕はまだ現像していないため未評価です。写りに関する判断は、この記事ではなくメーカー公式のデータシートと、実際に現像した人の記録を参照してください。現像処方・データシートは改訂されることがあります。作業の前には必ず公式ページで確認してください。