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デルタ100とFP4プラスの違い|現像時間データで比較(2026-08-26確認)

初出 データ確認

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製品ISO感度公式の現像液別 現像時間確認日 ▾公式
D-112026-07-27公式へ
D-762026-07-27公式へ
Ilford Delta 100 ProfessionalISO 100/21°(コアシェル結晶の微粒子黒白ネガ)公式 Technical Specification 表(20℃)=ID-11 Stock 8½分/ID-11 1+1 11分/MICROPHEN …2026-07-23公式へ
Ilford FP4 PlusISO 125/22°(中庸感度の黒白ネガ)公式 Technical Specification 表(20℃)に ILFORD 純正現像液ごとの希釈・時間を掲載=ID-11 Stock 8½分…2026-07-23公式へ
ID-112026-07-27公式へ
Ilford Ilfotec DD-X2026-07-23公式へ

この表はカルテ(公式ページ/データシートの確認記録)から自動で作っている。値が取れていない欄は「—」。 実写・実現像の写り/粒状はこの表に入れていない(未評価)。

図1:この記事に関係する組合せの現像時間(12件)
現像時間(分)510-PyroIlford Delta 100 Pro / 1+100 / EI…11分ACU-1Ilford Delta 100 Pro / 1+10 / EI1…8分AcufineIlford Delta 100 Pro / stock / EI…5.5分Acurol-NIlford Delta 100 Pro / 1+100 / EI…31分Acurol-NIlford Delta 100 Pro / 1+35 / EI4…5.5分Acurol-NIlford Delta 100 Pro / 1+70 / EI5…10分BW-TNEGIlford Delta 100 Pro / 1+6 / EI10…5.5分DiXactol UltraIlford Delta 100 Pro / 1+7+300 / …10分DK-76Ilford Delta 100 Pro / 1+3 / EI10…17.5分Exactol LuxIlford Delta 100 Pro / 1+1+100 / …10分FX-2Ilford Delta 100 Pro / 1+1+8 / EI…13.25分FX-37Ilford Delta 100 Pro / 1+3 / EI10…8.25分
カルテに入っている一次資料の値をそのまま棒の長さにした図。数字は元の表記のまま(範囲や複数値はそのまま出す)。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図2:希釈 1+3 の体積比
希釈 1+3原液 1 : 水 3(この記事のデータで 3 件)原液全量を 4 とすると、原液は 1/4(25%)例:仕上がり 600mL なら 原液 150mL + 水 450mL比率1:3
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。

デルタ100とFP4プラスの違い|現像時間データで比較

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結論(先に)

僕がILFORDの公式ページとデータシートを確認した範囲では、デルタ100とFP4プラスの違いは主に3点です。違いはわずかです。

  • ISOはデルタ100が100/21、FP4プラスが125/22です(どちらもILFORD公式、確認2026-08-26)。
  • ID-11の現像時間:20℃のstock・1+1どちらも同じ(stock 8.5分/1+1 11分)
  • DD-Xの現像時間:デルタ100が10.5分、FP4プラスが10分(20℃・1+4希釈)

ID-11はstock・1+1とも公式表の値が一致し、DD-Xはデルタ100とFP4プラスで公式表の値が異なります。

データ表(20℃・ILFORD純正現像液)

現像液・希釈 デルタ100 FP4プラス 出所 確認日
ID-11 stock 8.5分 8.5分 ILFORD公式ページ 2026-08-26
ID-11 1+1 11分 11分 ILFORD公式ページ 2026-08-26
ILFOTEC DD-X 1+4 10.5分 10分 ILFORD公式ページ 2026-08-26

※MICROPHEN・PERCEPTOL等ほかの純正現像液の値も両製品の公式ページにありますが、今回の記事では読者からの実クエリが多いID-11・DD-Xに絞っています。全条件は各カルテのページで確認してください。

ILFORD Delta 100 Professionalのフィルムパッケージ 出所: Wikimedia Commons

選び方

デルタ100とFP4プラスを選ぶ時、僕は次の順で見ています。

  • 感度の余裕が欲しいか:FP4プラスはISO125/22、デルタ100はISO100/21です。同じ光量なら、FP4プラスの方がわずかにシャッター速度や絞りに余裕が出ます。
  • 今夜のタンクにID-11しかないか:ID-11 stock・1+1のどちらでも、20℃なら両フィルムとも同じ時間で通せます。現像液がID-11なら、デルタ100とFP4プラスを混在させても手順を分ける必要がありません。
  • DD-Xで詰めたいか:DD-X 1+4なら、デルタ100は10.5分、FP4プラスは10分です(ILFORD公式ページ、確認2026-08-26)。

デルタ100の確認カルテFP4プラスの確認カルテには、他の純正現像液(MICROPHEN・PERCEPTOL・ILFOSOL 3等)の時間も出典つきで載せています。

ISOと乳剤の違い

デルタ100はCore-Shell™結晶技術を使った微粒子フィルムで、ISO100/21°です。FP4プラスは中庸感度のISO125/22°で、公式ページでは「露光ラチチュードが広い」と説明されています。粒状や解像感がどちらが優れているかは、僕はどちらも撮影・現像をしていないため評価できません。

両フィルムともEI50/18〜EI200/24の範囲で「良好な結果が得られる」とILFORDの公式データシートに書かれていますが、その中でどこまで踏み込めるかは撮る条件次第です。

ID-11・DD-Xの現像時間

ID-11 stockでの時間は、デルタ100・FP4プラスとも8.5分(20℃)です。ID-11 1+1もどちらも11分で一致します。これはILFORDの公式製品ページに掲載されている値です(確認2026-08-26)。

DD-X 1+4での時間は、デルタ100が10.5分、FP4プラスが10分です。同じ希釈・同じ温度でも、フィルムの乳剤が違えば数値がずれることが、デルタ100とFP4プラスを並べるとよく分かります。

確かめ方と未評価

僕はどちらのフィルムも撮影・現像しておらず、粒状・階調・シャープネスの実際の見え方は未評価です。

この記事の数値は、ILFORD公式ページと公式データシート(デルタ100=2023年4月版、FP4プラス=2018年11月版)を2026-08-26に確認したものです。処方やデータシートは改訂されることがあるため、現像作業の前に必ずILFORD公式サイトで最新の値を確認してください。

ILFORD以外の現像液では、公式データシートの本文にKodak D-76の時間が載っています。20℃・D-76 stockでの現像時間は、FP4プラスが8分です(ILFORD公式データシート、確認2026-08-27)。Rodinal・Kodak Xtol等ほかの現像液も同じ表に載っていますが、今回の記事ではID-11・DD-XとD-76(FP4プラス)までの範囲に絞りました。120・シートフィルムのサイズ別スペックは、35mmの現像時間比較という本記事の焦点から外しました。

データを図で見る

下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。

図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)
0分7.8分15.5分23.3分31分Ilford Delta 100 Pro4–31分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)
0分7.8分15.5分23.3分31分Acurol-N5.5–31分FX-377.5–8.25分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈 1+3 の体積比
希釈 1+3原液 1 : 水 3(この記事のデータで 3 件)原液全量を 4 とすると、原液は 1/4(25%)例:仕上がり 600mL なら 原液 150mL + 水 450mL比率1:3
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+100 の体積比
希釈 1+100原液 1 : 水 100(この記事のデータで 2 件)全量を 101 とすると、原液は 1/101(1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 5.9mL + 水 594.1mL比率1:100
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 stock の体積比
希釈 stock原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 2 件)原液タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+10 の体積比
希釈 1+10原液 1 : 水 10(この記事のデータで 1 件)原液全量を 11 とすると、原液は 1/11(9.1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 54.5mL + 水 545.5mL比率1:10
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:この記事に関係するデータの現像液別の件数
件数Acurol-N3 件FX-372 件510-Pyro1 件ACU-11 件Acufine1 件BW-TNEG1 件DiXactol Ultra1 件DK-761 件Exactol Lux1 件FX-21 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか)
件数20℃16 件21℃3 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事のデータの現像時間の分布
件数5分未満2 件5〜8分5 件8〜11分7 件11〜15分3 件15〜20分1 件20分以上1 件
分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:モノクロ現像の工程の並び
1前浴水(省く処方もある)2現像液温と時間が結果を決める3停止停止液または水4定着ハイポ/急速定着5水洗流水または交換法6乾燥水切り剤ののち吊る
工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。
図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)
遮光された注液口(明室で液を出し入れできる)蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認)リール=フィルムを巻く溝液(リールが完全に浸る量まで)タンク本体撹拌=反転
位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。
図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)
件数510-Pyro99 件D-7669 件Acufine65 件HC-11042 件Acurol-N35 件ID-1130 件ACU-128 件Adox HR-DEV28 件Atomal 4927 件Eco Pro21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)
件数Adox CHS 10048 件Adox CHS 2540 件Fomapan 10031 件Adox CHS 100 II30 件AgfaPhoto APX 10029 件Arista EDU Ultra 10024 件Ilford HP5+22 件AgfaPhoto APX 40021 件Adox Silvermax19 件Fomapan 40019 件
同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)
件数stock327 件1+1102 件1+10099 件1+983 件1+5048 件1+333 件1+1030 件1+1928 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事の図の元になっているDBの規模
件数現像時間の行(組合せ)1165 行フィルム(乳剤)の点数176 点現像液の点数162 点希釈の表記の種類80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27

図の元データは現像時間の一覧に全部載せている(絞り込みできる表)。値の取り違えを見つけたら出典のリンクから原文を確かめてほしい。

よくある質問

Qデルタ100とFP4プラスはISOが違うだけですか。
A

ISOはデルタ100が100/21、FP4プラスが125/22です(ILFORD公式ページ、確認2026-08-26)。現像時間はID-11では同じで、DD-Xでは公式表の値が異なります。表で確認してください。

Q同じID-11 stockで現像時間は同じですか。
A

20℃・ID-11 stockでデルタ100は8.5分、FP4プラスも8.5分です(ILFORD公式データシート、確認2026-08-26)。ID-11 1+1だとどちらも11分で、この条件は一致します。

QDD-Xでの時間は違いますか。
A

20℃・DD-X 1+4でデルタ100は10.5分、FP4プラスは10分です(ILFORD公式データシート、確認2026-08-26)。公式表の値のまま書いています。

Q粒状やシャープネスはどちらが良いですか。
A

僕はどちらも現像していないので、写り・粒状・シャープネスは未評価です。ILFORD公式ページの製品説明とデータシートで確認してください。

QILFORD以外の現像液の時間も公式に載っていますか。
A

はい、ILFORD公式データシートにKodak D-76の時間が載っています。20℃のD-76 stockでFP4プラスは8分です(ILFORD公式データシート、確認2026-08-27)。Rodinal等ほかの現像液も同じ表にありますが、この記事ではID-11・DD-XとD-76(FP4プラス)までの範囲に絞っています。

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