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DD-XとID-11、コストの差はどこで生まれるか(2026-08-20確認)

初出 データ確認

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製品形態公式の希釈確認日 ▾公式
D-112026-07-27公式へ
Ilford HP5 Plus2026-07-23公式へ
ID-112026-07-27公式へ
Ilford ID-11粉末(1L・5L 溶解用)。微粒子の汎用現像液で、全ての黒白フィルムに使える定番。原液(Stock)/1+1/1+3 での使用が ILFORD フィルムの公式表に掲載。例:HP5+ で ID-11 Stock 7½分・1+1 13…2026-07-23公式へ
Ilford Ilfotec DD-X液体濃縮の微粒子現像液。1+4 に希釈して使い切り(one-shot)。推奨現像温度20℃。DELTA PROFESSIONAL 系フィルムを引き立…公式は 1+4 使い切り。ILFORD フィルムの公式表での例:HP5+ で DD-X 1+4 9分/FP4+ で 1+4 10分/Delta 10…2026-07-23公式へ

この表はカルテ(公式ページ/データシートの確認記録)から自動で作っている。値が取れていない欄は「—」。 実写・実現像の写り/粒状はこの表に入れていない(未評価)。

図1:この記事に関係する組合せの現像時間(12件)
現像時間(分)Adox CHS 100ID-11 / stock / EI100 / 20℃7分Adox CHS 100ID-11 / 1+1 / EI100 / 20℃10分Adox CHS 100 IIID-11 / stock / EI100 / 20℃6.5・6.5・5.75分Adox CHS 100 IIID-11 / 1+1 / EI100 / 20℃9・9・8分Adox CHS 25ID-11 / 1+1 / EI20 / 20℃5分Adox CHS 25ID-11 / 1+3 / EI25 / 20℃9-10分Adox ORT 25ID-11 / stock / EI25 / 20℃6分Agfa Cinerex IC1NID-11 / stock / EI50 / 20℃4.5分Agfa CopexID-11 / stock / EI25 / 20℃5分Agfapan APX 100ID-11 / 1+1 / EI100 / 20℃11.5分Agfapan APX 100ID-11 / 1+3 / EI100 / 20℃20分Atomic XID-11 / stock / EI100 / 20℃7分
カルテに入っている一次資料の値をそのまま棒の長さにした図。数字は元の表記のまま(範囲や複数値はそのまま出す)。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図2:希釈 stock の体積比
希釈 stock原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 17 件)原液タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。

DD-XとID-11、コストの差はどこで生まれるか(2026-08-20確認)

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結論(先に)

僕はDD-XとID-11の円建ての価格をメーカー公式ページ・データシートのどちらからも確認できませんでした。だから「1本あたり何円」という答えはここでは出せません。

代わりに確認できたのは、コストを左右する運用の違いです。DD-Xは1+4に希釈して使い切る(one-shot)現像液です。1回使ったら原液は捨てます。ID-11は原液(Stock)のまま繰り返し使え、後続のフィルムを現像するごとに時間を約10%延長する運用がDBカルテに記録されています。

使い切りか繰り返し使えるかは、1本あたりの薬品消費量に直結します。ここが今回確認できた「コストの差の正体」です。円の金額そのものは今回の資料束に含まれていないため、この記事では扱いません。

現像タンクの実物写真 出所: Wikimedia Commons

データ表(HP5 Plusでの公式値)

現像液 希釈 時間 出所 確認日
ILFOTEC DD-X 1+4 9分 ILFORD HP5 Plus公式ページ 2026-08-20
ID-11 Stock 7.5分 ILFORD HP5 Plus公式ページ 2026-08-20
ID-11 1+1 13分 ILFORD HP5 Plus公式ページ 2026-08-20

公式のTechnical Specification表そのものには液温の列がありません。この記事の表でも液温は扱いません。温度を勝手に20℃と決めつけて埋めることはしません。

選び方:使い切りか、繰り返しか

  • DD-Xを選ぶ場合:1+4に希釈したら、その回のフィルムを現像したら終わりです。次の本には新しく希釈し直します。薬品の消費ペースは現像した本数にそのまま比例します。
  • ID-11を選ぶ場合:原液(Stock)のまま保管し、繰り返し使えます。ただし後続のフィルムを入れるたびに現像時間を約10%延長する運用がDBカルテに記録されています。時間で帳尻を合わせる分、薬品の消費は緩やかです。

どちらが円で安いかは、僕はまだ確認できていません。パッケージの容量・本数あたりの実売価格までは今回の資料束に含まれていませんでした。

DD-Xの公式値

HP5 PlusのTechnical Specification表(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/・取得2026-08-20)に「ILFOTEC DDX 1 + 4 9」とあります。1+4希釈で9分です。詳しいDD-Xの製品情報は確認カルテにまとめています。

ID-11の公式値

同じ表に「ID11 Stock 7 ½」「ID1 1 1 + 1 13」とあります。原液(Stock)で7.5分、1+1希釈で13分です。ID-11の詳しい製品情報は確認カルテにまとめています。

ID-11の粉末は冷暗所で保存でき、原液を使い回す時は後続の本ごとに現像時間を約10%延長する、という運用面の記載がDBカルテにあります。これは今回取得した公式ページの本文そのものではなく、以前の一次確認(2026-07-23)に基づく記載です。

公式ページで確認したい方は、ILFOTEC DD-XID-11の公式ページへどうぞ。

確かめ方と未評価

✅確認した公表値と確認日:ILFORD HP5 Plus公式ページ(Technical Specification表・取得2026-08-20)の希釈と時間。✅出どころ:ILFORD公式ドメイン(ilfordphoto.com)のみ。❌未評価:写り・粒状・仕上がり・実際の1本あたり円コスト(僕は現像していませんし、価格の一次資料も未取得です)。🔄処方・データシート・価格は改訂されうるため、購入前・現像前に必ず公式ページで確認してください。

データを図で見る

下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。

図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)
0分5分10分15分20分Agfapan APX 1009–20分Adox CHS 1007–10分Adox CHS 100 II6.5–9分Adox CHS 255–9分Kodak Aerocolor IV 246013.5–17分Oriental Seagull 1009–11.5分Rollei Blackbird6–10分Street Candy ATM 4008–9.5分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)
0分7.5分15分22.5分30分ID-114.5–30分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈 stock の体積比
希釈 stock原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 17 件)原液タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+1 の体積比
希釈 1+1原液 1 : 水 1(この記事のデータで 9 件)原液全量を 2 とすると、原液は 1/2(50%)例:仕上がり 600mL なら 原液 300mL + 水 300mL比率1:1
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+3 の体積比
希釈 1+3原液 1 : 水 3(この記事のデータで 3 件)原液全量を 4 とすると、原液は 1/4(25%)例:仕上がり 600mL なら 原液 150mL + 水 450mL比率1:3
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+2 の体積比
希釈 1+2原液 1 : 水 2(この記事のデータで 1 件)原液全量を 3 とすると、原液は 1/3(33.3%)例:仕上がり 600mL なら 原液 200mL + 水 400mL比率1:2
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:この記事に関係するデータのフィルム別の件数
件数Agfapan APX 1003 件Adox CHS 1002 件Adox CHS 100 II2 件Adox CHS 252 件Kodak Aerocolor IV 24602 件Oriental Seagull 1002 件Rollei Blackbird2 件Street Candy ATM 4002 件Adox ORT 251 件Agfa Cinerex IC1N1 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか)
件数20℃28 件22℃1 件28℃1 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事のデータの現像時間の分布
件数5分未満1 件5〜8分8 件8〜11分12 件11〜15分6 件15〜20分1 件20分以上2 件
分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:モノクロ現像の工程の並び
1前浴水(省く処方もある)2現像液温と時間が結果を決める3停止停止液または水4定着ハイポ/急速定着5水洗流水または交換法6乾燥水切り剤ののち吊る
工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。
図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)
遮光された注液口(明室で液を出し入れできる)蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認)リール=フィルムを巻く溝液(リールが完全に浸る量まで)タンク本体撹拌=反転
位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。
図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)
件数510-Pyro99 件D-7669 件Acufine65 件HC-11042 件Acurol-N35 件ID-1130 件ACU-128 件Adox HR-DEV28 件Atomal 4927 件Eco Pro21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)
件数Adox CHS 10048 件Adox CHS 2540 件Fomapan 10031 件Adox CHS 100 II30 件AgfaPhoto APX 10029 件Arista EDU Ultra 10024 件Ilford HP5+22 件AgfaPhoto APX 40021 件Adox Silvermax19 件Fomapan 40019 件
同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)
件数stock327 件1+1102 件1+10099 件1+983 件1+5048 件1+333 件1+1030 件1+1928 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事の図の元になっているDBの規模
件数現像時間の行(組合せ)1165 行フィルム(乳剤)の点数176 点現像液の点数162 点希釈の表記の種類80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27

図の元データは現像時間の一覧に全部載せている(絞り込みできる表)。値の取り違えを見つけたら出典のリンクから原文を確かめてほしい。

よくある質問

QDD-XとID-11、1本あたりの現像コストはどちらが安いですか
A

僕が確認した範囲(ILFORD公式ページ・2026-08-20)には円建ての価格や1本あたりコストの記載はありません。確認できたのは希釈と運用の違いだけです。DD-Xは1+4希釈で使い切り(one-shot)、ID-11は原液(Stock)のまま繰り返し使え、後続フィルムごとに現像時間を約10%延長する運用がDBカルテに記載されています(measured_at 2026-07-23)。使い切りか繰り返し使えるかがコスト構造を左右する要因ですが、円の金額は未確認です。

QDD-Xの希釈と時間は公式でどうなっていますか
A

HP5 PlusのTechnical Specification表(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/・取得2026-08-20)に「ILFOTEC DDX 1 + 4 9」とあります。1+4希釈で9分です。他のフィルムでの値はDBカルテに別途あります。

QID-11は原液・1+1・1+3のどれが安く済みますか
A

円の価格は未確認です。確認できるのは運用面だけで、原液(Stock)は繰り返し使い後続本ごとに時間を10%延長する運用、1+1や1+3は希釈して使う運用という違いがDBカルテに記載されています(measured_at 2026-07-23)。HP5 Plusの公式表(取得2026-08-20)ではID11 Stockが7.5分、ID-11の1+1が13分です。

QDD-Xは使い切りだと聞きましたが本当ですか
A

DBカルテの記載では『1+4に希釈して使い切り(one-shot)』とされています(measured_at 2026-07-23)。今回の資料束のHP5 Plus公式表(取得2026-08-20)でも希釈は1+4・時間9分の1行のみで、再利用に関する記載は確認できませんでした。

Qこの記事はどの現像液のどんな組み合わせを比較していますか
A

DD-XとID-11を、ILFORD HP5 Plusの公式Technical Specification表(取得2026-08-20)にある値で比較しています。他のフィルムとの組み合わせは今回の資料束に含まれておらず、比較していません。

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