デルタ100 現像時間まとめ|ID-11・DD-X別(Ilford公式データ・2026-08-18確認)
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結論(先に)
手元にデルタ100が1本あって、今夜これを20℃で通すなら、Ilford公式のTechnical Specification表に載っている数字はこうです。
- ID-11なら原液で8.5分。薄めて1+1にすると11分になります。
- DD-Xで一番使うならないなら → 1+4希釈で10.5分
- 粒子を細かくしたいならPERCEPTOL原液 → 15分(時間は長いが公式の「Finest grain」候補)
- 急ぎでMICROPHEN原液 → 6.5分
僕はこれを実際に現像していません。以下は全部Ilford公式ページと公式データシートの数字を、そのまま出典つきで並べたものです。
データ表(Delta 100 Professional・20℃)
| 現像液 | 希釈 | 時間 | 液温 | 出所 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|
| ID-11 | Stock | 8.5分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
| ID-11 | 1+1 | 11分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
| MICROPHEN | Stock | 6.5分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
| PERCEPTOL | Stock | 15分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
| ILFOTEC HC | 1+31 | 6分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
| ILFOTEC LC29 | 1+29 | 7.5分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
| ILFOTEC DD-X | 1+4 | 10.5分 | 20℃ | Ilford公式製品ページ | 2026-08-18 |
撹拌の条件は、僕が今回確認できた公式ページのTechnical Specification表には列として載っていませんでした。載っていない項目を「要確認」で埋めるのはこのサイトの方針に反するので、今回は表から外しています。
出所: Reub2000(Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0)
選び方=この表をどう読むか
現像液は「速い/遅い」で選ぶものじゃありません。ID-11は粉末を溶かす手間がある代わりに汎用性が高く、Stockと1+1のどちらでも公式時間が出ています。DD-Xは液体濃縮で1+4に薄めて使い切る前提の現像液で、デルタ100では10.5分、同じ1+4・20℃でもHP5 Plusは9分と、フィルムが変われば時間が変わります(後述)。
PERCEPTOLとMICROPHENは対照的です。PERCEPTOLは原液で15分と長め、MICROPHENは6.5分と短め。時間だけ見て「短い方が楽」と決めない方がいいです。僕はこの2つの仕上がりの違いを自分で見ていないので、その判断はできません。
ID-11:デルタ100とHP5 Plusで時間が違う
ID-11はIlfordの汎用微粒子現像液で、粉末から溶かして使います。デルタ100では原液8.5分・1+1で11分(Ilford公式製品ページ、確認日2026-08-18)。一方でHP5 Plusの公式表を見ると、ID-11原液は7.5分から始まっています(Ilford公式製品ページ「HP5 PLUS 35mm」、確認日2026-08-18)。
どちらもIlford自身のフィルム公式ページに載っている数字で、出所の格は同じ「メーカー公式」です。ただしフィルムが違えば時間が違う、という当たり前のことを、この2つの数字が具体的に示しています。表を読むときは、必ずフィルム名まで確認してから時間を拾ってください。この違いはID-11の確認カルテにもまとめてあります。
DD-X:液体現像液、デルタ100は10.5分
DD-Xは液体濃縮の微粒子現像液で、公式には1+4希釈での使い切りが基本です。デルタ100は1+4・20℃で10.5分(Ilford公式製品ページ「DELTA 100 PROFESSIONAL」、確認日2026-08-18)。同じ条件でHP5 Plusは9分(Ilford公式製品ページ「HP5 PLUS 35mm」、確認日2026-08-18)。
この差は、感度も乳剤も違うフィルムどうしの違いであって、DD-Xという現像液そのものの性質ではありません。DD-Xを使う時は「DD-Xだから何分」ではなく「このフィルムのDD-Xだから何分」で表を引く必要があります。DD-X自体の詳細はDD-Xの確認カルテ、現像液どうしの比較はMicrophen vs DD-Xを見てください。
出所の格について
今回引いた数字は全部、Ilford(Harman Technology)自身が運営する ilfordphoto.com 上の、各フィルムの公式製品ページに載っているTechnical Specification表からです。メーカー横断の集約源(Massive Dev Chart等)の数字は今回は使っていません。もし記事の中でMassive Dev Chart由来の数字を使う時は、その都度「MDC由来・メーカー非公式の参考値」と明示します。
Ilford以外の現像液(Kodak D-76・HC-110・Rodinal等)とデルタ100の組み合わせについても、Ilfordの技術データシートPDFに参考データが載っていることは確認しました。ただし該当箇所は液温の列がどの数字に対応するか僕には読み切れなかったため、誤った条件で紹介するリスクを避け、今回は数値を転載していません。正確な条件は公式PDFを直接確認してください。
確かめ方と未評価
確認した公表値と確認日は、上記の表がすべてIlford公式ページ(ilfordphoto.com)、確認日2026-08-18です。出どころもメーカー公式(Ilford/Harman Technology)に限っていて、今回は集約源を使っていません。 ❌ 未評価=写り・粒状・階調・仕上がり。僕はデルタ100を撮っていないし、現像もしていません。実際にどう写るかは、Ilford公式のデータシートや作例で確認してください。 🔄 現像剤の処方やデータシートは改訂されることがあります。作業前に必ずIlford公式ページで最新の数値を確認してください。
デルタ100本体の詳しいスペックはデルタ100の確認カルテ、この記事はID-11・ILFOTEC DD-Xの確認カルテとあわせて読むと、他のフィルムとの時間比較がしやすくなります。