マイクロフェンとDD-Xの違い|HP5+の現像データで比較(確認日2026-08-05)
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結論(先に)
EI400の標準現像では、ILFORD公式のHP5+表でMICROPHEN(Stock)が6.5分、ILFOTEC DD-X(1+4)が9分。
- EI3200/36までの増感:MICROPHEN(Stock)は16分。DD-XはHP5+表に増感時のEI別の時間が出ていないが、ILFORD公式の『CHOOSING THE BEST ILFORD DEVELOPER』一覧ではEI1600/33・EI3200/36のどちらもDD-XとMICROPHEN(Stock)が並んで挙げられている。
- 粒状・シャープネスの優劣:僕は現像していないため評価しない。ILFORD公式ページ内の分類(下記)を出典つきで示すにとどめる。
マイクロフェンの確認カルテとDD-Xの確認カルテにも同じ数値を置いている。
出所: ILFORD Photo(HP5 PLUS 35mm 公式ページ・Technical Specification欄)
HP5+での現像データ(ILFORD公式)
| 現像液 | 形態 | 希釈 | 時間 | 対象EI | 出所 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| マイクロフェン | 粉末 | Stock(原液) | 6.5分 | EI400/27 | ILFORD公式 hp5-plus-35mm/ | 2026-08-05 |
| マイクロフェン | 粉末 | Stock(原液) | 16分 | EI3200/36 | ILFORD公式 hp5-plus-35mm/ | 2026-08-05 |
| DD-X | 液体濃縮 | 1+4 | 9分 | 記載なし | ILFORD公式 hp5-plus-35mm/ | 2026-08-05 |
液温・撹拌の指定はこの表そのものには明記されていない。作業前にILFORD公式のデータシートPDFで温度と撹拌を確認してほしい。
選び方
増感で使う人は、まずEIをどこまで上げるかで見る行が変わる。EI400の標準現像だけならマイクロフェンの6.5分・DD-Xの9分のどちらでも公式値がある。
EI3200/36まで上げるなら、HP5+表に時間が明記されているのはマイクロフェン(Stock・16分)。DD-XはHP5+表の時間欄にEI3200/36の行が無い。一方でILFORD公式の推奨一覧では、EI3200/36の推奨現像液としてDD-XとMICROPHENが並んで挙がっている。
粉末か液体かも実務上の分かれ目になる。マイクロフェンは粉末を溶解してから使う。DD-Xは液体濃縮を1+4に希釈して使い切る設計で、毎回の計量がシンプルになる。
出所の格について
ここに載せた時間・希釈は、すべてILFORDのHP5+ Technical Specification表(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)から確認した公式値。同一メーカー内の組み合わせなので、これはメーカー公式のデータとして扱える。他社フィルムとの組み合わせについては、この記事では調べていない。
公式ページには『Finest grain』としてDD-XとPERCEPTOLの組み合わせが挙げられている(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)。これはILFORDによる分類であって、僕が現像・比較した結果ではない。
実際にどう写るか、粒状がどうかは僕はまだ現像していないので判断できない。マイクロフェンとDD-Xのそれぞれのデータシートは公式ページから確認できるので、作業前にそちらも見てほしい。
確かめ方と未評価
確認した公表値と確認日はILFORD公式のHP5+ Technical Specification表とMICROPHEN・ILFOTEC DD-Xの各製品ページ(2026-08-05取得)、出どころはメーカー公式(ilfordphoto.com)。写り・粒状・シャープネス・階調の優劣は僕は撮影も現像もしていないので評価していない。処方・データシートは改訂されうる。作業前に必ず公式ページで最新のデータシートを確認してほしい。今回は他社フィルムとの組み合わせやHC-110等の他現像液との比較は対象外にした。調べたのはHP5+×マイクロフェン/DD-Xの範囲のみ。