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マイクロフェンとDD-Xの違い|HP5+の現像データで比較(確認日2026-08-05)

初出 データ確認

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製品形態公式の希釈確認日 ▾公式
HC-1102026-07-27公式へ
Ilford HP5 Plus2026-07-23公式へ
Ilford Ilfotec DD-X液体濃縮の微粒子現像液。1+4 に希釈して使い切り(one-shot)。推奨現像温度20℃。DELTA PROFESSIONAL 系フィルムを引き立…公式は 1+4 使い切り。ILFORD フィルムの公式表での例:HP5+ で DD-X 1+4 9分/FP4+ で 1+4 10分/Delta 10…2026-07-23公式へ
Ilford Microphen粉末の微粒子現像液。フィルム速度を活かす(増感に強い)設計で、高感度用途に使われる。原液(Stock)中心。ILFORD フィルム公式表の例:HP5+ で MICROPHEN Stock 6½分(EI400)・16分(EI3200)…2026-07-23公式へ

この表はカルテ(公式ページ/データシートの確認記録)から自動で作っている。値が取れていない欄は「—」。 実写・実現像の写り/粒状はこの表に入れていない(未評価)。

図1:この記事に関係する組合せの現像時間(4件)
現像時間(分)Adox CHS 100HC-110 / B / EI100 / 20℃5.5・5.5・6分Adox CHS 100HC-110 / H / EI100 / 20℃11分Adox CHS 100 IIHC-110 / B / EI100 / 20℃5.5・5.5・5分Adox CHS 100 IIHC-110 / D / EI100 / 20℃7・7・6.25分
カルテに入っている一次資料の値をそのまま棒の長さにした図。数字は元の表記のまま(範囲や複数値はそのまま出す)。出典:digitaltruth.com確認日 2026-07-27

マイクロフェンとDD-Xの違い|HP5+の現像データで比較(確認日2026-08-05)

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結論(先に)

EI400の標準現像では、ILFORD公式のHP5+表でMICROPHEN(Stock)が6.5分、ILFOTEC DD-X(1+4)が9分。

  • EI3200/36までの増感:MICROPHEN(Stock)は16分。DD-XはHP5+表に増感時のEI別の時間が出ていないが、ILFORD公式の『CHOOSING THE BEST ILFORD DEVELOPER』一覧ではEI1600/33・EI3200/36のどちらもDD-XとMICROPHEN(Stock)が並んで挙げられている。
  • 粒状・シャープネスの優劣:僕は現像していないため評価しない。ILFORD公式ページ内の分類(下記)を出典つきで示すにとどめる。

マイクロフェンの確認カルテDD-Xの確認カルテにも同じ数値を置いている。

出所: ILFORD Photo(HP5 PLUS 35mm 公式ページ・Technical Specification欄)

HP5+での現像データ(ILFORD公式)

現像液 形態 希釈 時間 対象EI 出所 確認日
マイクロフェン 粉末 Stock(原液) 6.5分 EI400/27 ILFORD公式 hp5-plus-35mm/ 2026-08-05
マイクロフェン 粉末 Stock(原液) 16分 EI3200/36 ILFORD公式 hp5-plus-35mm/ 2026-08-05
DD-X 液体濃縮 1+4 9分 記載なし ILFORD公式 hp5-plus-35mm/ 2026-08-05

液温・撹拌の指定はこの表そのものには明記されていない。作業前にILFORD公式のデータシートPDFで温度と撹拌を確認してほしい。

選び方

増感で使う人は、まずEIをどこまで上げるかで見る行が変わる。EI400の標準現像だけならマイクロフェンの6.5分・DD-Xの9分のどちらでも公式値がある。

EI3200/36まで上げるなら、HP5+表に時間が明記されているのはマイクロフェン(Stock・16分)。DD-XはHP5+表の時間欄にEI3200/36の行が無い。一方でILFORD公式の推奨一覧では、EI3200/36の推奨現像液としてDD-XとMICROPHENが並んで挙がっている。

粉末か液体かも実務上の分かれ目になる。マイクロフェンは粉末を溶解してから使う。DD-Xは液体濃縮を1+4に希釈して使い切る設計で、毎回の計量がシンプルになる。

出所の格について

ここに載せた時間・希釈は、すべてILFORDのHP5+ Technical Specification表(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)から確認した公式値。同一メーカー内の組み合わせなので、これはメーカー公式のデータとして扱える。他社フィルムとの組み合わせについては、この記事では調べていない。

公式ページには『Finest grain』としてDD-XとPERCEPTOLの組み合わせが挙げられている(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)。これはILFORDによる分類であって、僕が現像・比較した結果ではない。

実際にどう写るか、粒状がどうかは僕はまだ現像していないので判断できない。マイクロフェンとDD-Xのそれぞれのデータシートは公式ページから確認できるので、作業前にそちらも見てほしい。

確かめ方と未評価

確認した公表値と確認日はILFORD公式のHP5+ Technical Specification表とMICROPHEN・ILFOTEC DD-Xの各製品ページ(2026-08-05取得)、出どころはメーカー公式(ilfordphoto.com)。写り・粒状・シャープネス・階調の優劣は僕は撮影も現像もしていないので評価していない。処方・データシートは改訂されうる。作業前に必ず公式ページで最新のデータシートを確認してほしい。今回は他社フィルムとの組み合わせやHC-110等の他現像液との比較は対象外にした。調べたのはHP5+×マイクロフェン/DD-Xの範囲のみ。

データを図で見る

下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。

図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)
0分2.8分5.5分8.3分11分Adox CHS 100 II5.5–9分Adox CHS 1005.5–11分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)
0分2.8分5.5分8.3分11分HC-1105.5–11分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事に関係するデータのフィルム別の件数
件数Adox CHS 100 II4 件Adox CHS 1002 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事のデータの現像時間の分布
件数5分未満0 件5〜8分4 件8〜11分1 件11〜15分1 件15〜20分0 件20分以上0 件
分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:モノクロ現像の工程の並び
1前浴水(省く処方もある)2現像液温と時間が結果を決める3停止停止液または水4定着ハイポ/急速定着5水洗流水または交換法6乾燥水切り剤ののち吊る
工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。
図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)
遮光された注液口(明室で液を出し入れできる)蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認)リール=フィルムを巻く溝液(リールが完全に浸る量まで)タンク本体撹拌=反転
位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。
図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)
件数510-Pyro99 件D-7669 件Acufine65 件HC-11042 件Acurol-N35 件ID-1130 件ACU-128 件Adox HR-DEV28 件Atomal 4927 件Eco Pro21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)
件数Adox CHS 10048 件Adox CHS 2540 件Fomapan 10031 件Adox CHS 100 II30 件AgfaPhoto APX 10029 件Arista EDU Ultra 10024 件Ilford HP5+22 件AgfaPhoto APX 40021 件Adox Silvermax19 件Fomapan 40019 件
同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)
件数stock327 件1+1102 件1+10099 件1+983 件1+5048 件1+333 件1+1030 件1+1928 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事の図の元になっているDBの規模
件数現像時間の行(組合せ)1165 行フィルム(乳剤)の点数176 点現像液の点数162 点希釈の表記の種類80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27

図の元データは現像時間の一覧に全部載せている(絞り込みできる表)。値の取り違えを見つけたら出典のリンクから原文を確かめてほしい。

よくある質問

QマイクロフェンとDD-Xはどちらも増感に向いていますか?
A

はい。ILFORD公式のHP5+ Technical Specificationページ内『CHOOSING THE BEST ILFORD DEVELOPER』の一覧では、EI1600/33とEI3200/36の両方でILFOTEC DD-XとMICROPHEN(Stock)が並んで挙げられています(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)。どちらか一方が優位という記載は公式には無く、僕もそこは断定しません。

QHP5+をマイクロフェンで現像する時の時間は?
A

ILFORD公式のHP5+ Technical Specification表では、MICROPHEN Stock(原液)がEI400で6.5分、EI3200/36で16分です(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)。液温・撹拌の指定はこの表には明記されておらず、作業前に公式データシートで確認してください。

QHP5+をDD-Xで現像する時の時間は?
A

同じくILFORD公式のHP5+表では、ILFOTEC DDXが1+4希釈で9分です(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)。EIごとの時間の内訳はこの表には出ていません。

Q粒状やシャープネスはどちらが優れていますか?
A

僕は現像していないので、粒状・シャープネス・階調の優劣は評価しません。ILFORD公式ページの『Finest grain』欄にはILFOTEC DD-XとPERCEPTOLの組が挙げられていますが(ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/、確認日2026-08-05)、これはILFORDの分類であって僕の実測ではありません。

QマイクロフェンとDD-Xはそれぞれ何の現像液ですか?
A

マイクロフェンは粉末の微粒子現像液、DD-Xは液体濃縮の微粒子現像液です(いずれもILFORD公式のchemistry/film-developerページ、確認日2026-08-05)。DD-Xは1+4希釈で使い切りが基本です。

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