イルフォード FP4 Plusの特性とスペック|ISO125 中庸感度
イルフォード FP4 Plusは、ILFORD公式ページで「ISO 125/22°の中庸感度・微粒子・高シャープネス」と説明される黒白ネガフィルムだ。ISO125を軸に増感・減感どちらも可能な露出ラチチュードを持ち、35mm・120ロール・シートフィルムに対応する(確認日2026-07-23、出典:ILFORD公式)。
イルフォード FP4 Plusは、公式ページで「ISO 125/22°の中庸感度・微粒子・高シャープネス」と説明される黒白ネガフィルムだ。ISO125を軸に増感・減感どちらも可能な露出ラチチュードを持ち、35mm・120ロール・シートフィルムに対応する。
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Ilford FP4 Plus - Black & white film with original box.jpg (Wikimedia Commons)/撮影: Dnalor 01/ライセンス: CC BY-SA 3.0 at (無改変で使用)
この記事の確かめ方
✅ 確認した事実:ILFORD公式製品ページ の本文(取得日2026-07-23)
✅ 手法:確認済みDBカルテの値、または今回取得した公式ページ原文にある事実のみを根拠にする
❌ 未評価:粒状感・解像感・実際の写りの主観評価(実機・実写での確認は未実施)
🔄 このページの数値・仕様は改定されうる。契約前・購入前は必ず公式で確認を
FP4 Plusの確認カルテ もあわせてどうぞ。
結論(先に)
FP4 PlusはISO125の中庸感度 に分類される黒白ネガフィルム。公式には「medium speed、汎用、微粒子、高いシャープネス」と説明されている。
公式ページには「ISO125の上下に優れた露出ラチチュードがあり、増感・減感(プッシュ/プル)処理の両方が可能」との記載がある。ただし増減感時の具体的な推奨EI値の一覧はカルテに数値が無く、要確認 扱いとする。
現像時間(◯分)は本記事では扱わない。フィルム×現像液×希釈×温度の4条件が揃って初めて意味を持つため、別記事(現像時間まとめ)にまとめる方針。
スペック(カルテ確認済み・要確認は正直に区別)
項目
内容
状態
ISO感度
ISO 125/22°(中庸感度)
確認済み(2026-07-23・公式ページ)
フィルム種別
35mm黒白ネガフィルム(カテゴリ: film-bw)
確認済み
対応フォーマット
35mm・120ロール・シートフィルム
確認済み(公式ページ記載)
露出ラチチュード
ISO125の上下に対応、プッシュ/プル両方可能
確認済み(定性的な記載のみ、具体的なEI幅の数値なし)
乳剤型・ベース厚
—
要確認(カルテ未収録)
純正現像液での現像時間表
公式ページのTechnical Specification欄に、ID-11・MICROPHEN・PERCEPTOL・ILFOTEC各種など複数のILFORD純正現像液について、希釈と現像時間を示す表が存在する(20℃・小型タンク前提)
存在は確認済み。具体的な分数は本記事では非掲載 (別記事へ)
他社現像液(ILFORD以外)との組み合わせ時間
—
要確認(公式ページに記載なし。第三者集約サイトの値はメーカー非公式の参考値扱い)
感度と用途の位置づけ
公式ページの説明文には「medium speed, all-purpose black & white film with very fine grain and outstanding sharpness」とある。中庸感度(ISO125)に分類され、汎用向け・微粒子・シャープネス重視のフィルムという位置づけが公式の言葉で示されている。暗所や高速シャッターが必要な撮影には、より高感度のフィルムの方が向く(このカルテのnot_for欄も「暗所で高感度が要る人」としている)。
露出ラチチュードとプッシュ・プル処理
公式ページには「It has superb exposure latitude above and below its ISO 125, (meaning it can be both push or pull-processed)」と明記されている。ISO125を基準に上下へ振れる余地があり、増感・減感どちらの処理も想定されているフィルムだということは公式の記載として確認できる。
ただし、具体的に「EI◯◯まで増感できる」といった数値のリストは今回のカルテ・資料束のどちらにも含まれていない。増減感時の目安EI値を知りたい場合は、現時点では要確認 として扱う。
対応フォーマット
公式ページの製品概要に「35mm, 120 Roll & Sheet Film available」とある。35mmだけでなく120ロールフィルム、シートフィルムでも展開されていることが確認できる。
現像について(時間の数値はここでは扱わない)
公式ページのTechnical Specification欄には、ID-11・MICROPHEN・PERCEPTOL・ILFOTEC HC・ILFOTEC LC29・ILFOTEC DD-X・ILFOSOL 3といった複数のILFORD純正現像液について、希釈と現像時間を示す表が掲載されている(確認日2026-07-23)。また「FP4 PLUS can be processed in a wide range of different developers using spiral tanks, deep tanks and automatic processors」とあり、スパイラルタンク・深タンク・自動現像機のいずれにも対応する旨が書かれている。
現像時間そのもの(◯分という具体的な数値)は、現像液の種類・希釈率・温度の組み合わせによって変わる情報のため、本記事では扱わない。実際の分数を知りたい場合は、現像時間まとめ記事(フィルム×現像液×希釈×温度別)を参照してほしい。
なお、ILFORD以外の現像液(他社製)との組み合わせでの時間は、公式ページには記載がない。第三者の集約情報を見かけることはあるが、それらは「メーカー非公式・参考値」であり、このサイトでは公式一次情報と同列には扱わない。
未評価の明示
粒状感・解像感・実際の写りの印象については、このサイトはまだ実機・実写での確認を行っていない。数値化された「評価」や星、点数の類は一切付けていない。実機・実写での確認はこのサイトの守備範囲外で、今後もやらない。だからこの欄は「未評価」のまま残る。
対象外にした点
価格・購入先の比較は今回のスペック整理の対象外にした。カルテのpricing_captured_atも未取得(null)のため、価格情報は現時点でこの記事には含めていない。
確認日:2026-07-23/出典:ILFORD公式 FP4 Plus 35mm製品ページ 。仕様・現像処方は改定されうるため、購入・現像の前には必ず公式情報で確認してください。
関連して確かめたこと
データを図で見る 下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。
図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長) 0分 4.3分 8.5分 12.8分 17分 Fomapan 400 6–17分 Adox CHS 100 7–10分 Adox CHS 100 II 6.5–9分 Adox CHS 25 5–9分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長) 0分 4.3分 8.5分 12.8分 17分 ID-11 5–10分 510-Pyro 8.25–17分 Acufine 6–10分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:希釈 stock の体積比 希釈 stock 原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 4 件) 原液 タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:希釈 1+1 の体積比 希釈 1+1 原液 1 : 水 1(この記事のデータで 3 件) 原液 水 全量を 2 とすると、原液は 1/2(50%) 例:仕上がり 600mL なら 原液 300mL + 水 300mL 比率 1:1
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:希釈 1+100 の体積比 希釈 1+100 原液 1 : 水 100(この記事のデータで 2 件) 水 全量を 101 とすると、原液は 1/101(1%) 例:仕上がり 600mL なら 原液 5.9mL + 水 594.1mL 比率 1:100
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:希釈 1+150 の体積比 希釈 1+150 原液 1 : 水 150(この記事のデータで 1 件) 水 全量を 151 とすると、原液は 1/151(0.7%) 例:仕上がり 600mL なら 原液 4mL + 水 596mL 比率 1:150
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:この記事に関係するデータの現像液別の件数 件数 ID-11 6 件 510-Pyro 3 件 Acufine 2 件 Adox HR-DEV 1 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:この記事に関係するデータのフィルム別の件数 件数 Fomapan 400 6 件 Adox CHS 100 2 件 Adox CHS 100 II 2 件 Adox CHS 25 2 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか) 件数 20℃ 11 件 21℃ 1 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:この記事のデータの現像時間の分布 件数 5分未満 0 件 5〜8分 4 件 8〜11分 5 件 11〜15分 0 件 15〜20分 3 件 20分以上 0 件
分の数値が取れた行だけを数えている。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:モノクロ現像の工程の並び 1 前浴 水(省く処方もある) 2 現像 液温と時間が結果を決める 3 停止 停止液または水 4 定着 ハイポ/急速定着 5 水洗 流水または交換法 6 乾燥 水切り剤ののち吊る 工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。 図:現像タンクの断面(どこに何が入るか) 遮光された注液口(明室で液を出し入れできる) 蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認) リール=フィルムを巻く溝 液(リールが完全に浸る量まで) タンク本体 撹拌=反転 位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。 図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10) 件数 510-Pyro 99 件 D-76 69 件 Acufine 65 件 HC-110 42 件 Acurol-N 35 件 ID-11 30 件 ACU-1 28 件 Adox HR-DEV 28 件 Atomal 49 27 件 Eco Pro 21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10) 件数 Adox CHS 100 48 件 Adox CHS 25 40 件 Fomapan 100 31 件 Adox CHS 100 II 30 件 AgfaPhoto APX 100 29 件 Arista EDU Ultra 100 24 件 Ilford HP5+ 22 件 AgfaPhoto APX 400 21 件 Adox Silvermax 19 件 Fomapan 400 19 件
同じくDBの厚み。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8) 件数 stock 327 件 1+1 102 件 1+100 99 件 1+9 83 件 1+50 48 件 1+3 33 件 1+10 30 件 1+19 28 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:この記事の図の元になっているDBの規模 件数 現像時間の行(組合せ) 1165 行 フィルム(乳剤)の点数 176 点 現像液の点数 162 点 希釈の表記の種類 80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27