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Pan F Plus(パンFプラス)の特性とスペック|ISO50・超微粒子を公式ページで確認

初出 データ確認 更新の記録 2件

この記事の更新の記録(2件)
  • 公式ページを見直して「ベース厚とEI範囲、保存条件を確認した(技術データシート・2026-07-31)」を追記した(出典:ilfordphoto.com)
  • 読みやすさと構造を見直した(title/description/answer_first/internal_links(1)/faq(2))。本文の事実は変えていないので更新日は動かしていない
図1:この記事に関係する組合せの現像時間(11件)
現像時間(分)510-PyroIlford Pan F+ / 1+100 / EI32 / 20℃11.5分510-PyroIlford Pan F+ / 1+100 / EI50 / 20℃8.5分ACU-1Ilford Pan F+ / 1+10 / EI50 / 21℃7分ACU-1Ilford Pan F+ / 1+10 / EI64 / 21℃6.5分AcufineIlford Pan F+ / stock / EI50 / 20℃3.5分AcufineIlford Pan F+ / stock / EI80 / 21℃5・4.5分DiXactol UltraIlford Pan F+ / 1+7+300 / EI50 / …10分GSD-10Ilford Pan F+ / 1+10 / EI200 / 21℃60分GSD-10Ilford Pan F+ / 1+5 / EI50 / 21℃6.5分Moersch ecoIlford Pan F+ / 2+1+70 / EI32 / 2…9.5分WindischIlford Pan F+ / stock / EI50 / 20℃6.75分
カルテに入っている一次資料の値をそのまま棒の長さにした図。数字は元の表記のまま(範囲や複数値はそのまま出す)。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図2:希釈 1+10 の体積比
希釈 1+10原液 1 : 水 10(この記事のデータで 3 件)原液全量を 11 とすると、原液は 1/11(9.1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 54.5mL + 水 545.5mL比率1:10
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。

イルフォード PAN F Plusの特性とスペック|ISO50 超微粒子(2026-07-23確認)

Pan F Plusは公式ページ記載でISO50・超微粒子・高解像を謳う低感度の白黒フィルムだ。三脚が使える明るい条件向きで、暗所や手持ちの速いシャッターには向かない。

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この記事の確かめ方

  • ✅確認した事実:公式ページ(ilfordphoto.com)の製品説明とTechnical Specification表を2026-07-23に取得し、本文中の記載と突き合わせた。
  • ✅手法:DBカルテに登録済みの一次ソースURLと取得日をそのまま使用。数値は公式サイトの可視本文にある範囲のみ記載。
  • ❌未評価:粒状性・解像感・実際の写りは実機での撮影・現像を行っていないため未評価。
  • 🔄改定:仕様・データシートは改定されうる。契約・購入前は必ず公式ページで最新情報を確認してほしい。

結論(先に)

Ilford Pan F Plus は、公式ページの記載上はISO50・超微粒子・高解像を謳う低感度の白黒フィルムだ。三脚が使えて明るい条件(晴天や制御されたスタジオ光)で撮る用途に向く。暗所や手持ちで速いシャッターを切りたい人には向かない——これは公式の謳い文句をそのまま断定しているわけではなく、低感度フィルム一般の性質としてカルテの「向かない人」欄にある通りだ。

粒状・解像・トーンの実際の見え味については、このサイトはまだ実測していない。だから点数もつけないし、感想も書かない。確認できたのは公式ページに書いてある文言と技術仕様表の存在までだ。

スペック早見表(公式ページ確認分のみ)

項目 内容 確認日
感度(ISO) ISO 50/18°・超微粒子の低感度白黒ネガ 2026-07-23
フォーマット 35mm・120ロールフィルム 2026-07-23
乳剤タイプ 要確認(公式ページの可視本文に記載なし)
ベース厚 要確認
EI範囲(増減感の目安) 要確認
純正現像液の現像時間表 公式ページに存在することは確認済み。数値は本記事では扱わず、別記事「現像時間まとめ」へ誘導 2026-07-23
粒状・解像・写りの主観評価 未評価(実機での撮影・現像は未実施)

乳剤タイプ・ベース厚・EI範囲は、今回取得した公式ページの可視本文の中には明記されていなかった。分からないものを分かるふりで埋めたくない。だから「要確認」とだけ書く。

選び方:低感度フィルムはこの軸で見る

Pan F Plusのような低感度(ISO50)フィルムを見る時は、感度そのものより「どういう光の条件で撮るか」を軸にした方が実用的だ。公式ページも「晴天から制御されたスタジオ照明まで、明るい条件向き」と明言している。三脚が使える・被写体が動かない・光量が確保できる——この3つが揃う撮影に向くフィルムという理解で公式の説明と矛盾しない。

感度と用途

公式ページのTechnical Specificationおよび製品説明を確認すると、Pan F PlusはISO 50/18°の低感度白黒フィルムとして案内されている。

ILFORD PAN F PLUS is a slow speed, high contrast, black & white film offering exceptionally fine grain, sharpness and detail. Suitable for bright conditions from sunny days to controlled studio lighting.

訳:ILFORD PAN F PLUSは低感度・高コントラストの白黒フィルムで、非常に微細な粒状性・シャープネス・ディテールを提供する。晴天からコントロールされたスタジオ照明まで、明るい条件に適している。

この「超微粒子」「高解像」という表現は公式の謳い文句であって、このサイトが実測して裏取りした評価ではない。粒状性・解像感の実際の見え味は未評価のままにしておく。

フォーマット展開

公式ページの製品ハイライトには次の記載がある。

35mm & 120 Roll Film available

35mmだけでなく120(ブローニー)でも展開されている。中判で使いたい人にも選択肢がある、という事実だけは確認できた。

現像時間について(このページでは扱わない)

Pan F Plusの公式ページには、純正現像液(ID-11・MICROPHEN・PERCEPTOL・ILFOTEC HC・ILFOTEC LC29・ILFOTEC DD-X等)ごとの希釈・現像時間を示すTechnical Specification表が存在することは2026-07-23に確認した。ただし現像時間は、フィルム単体のスペックではなく「フィルム×現像液×希釈×温度」の4条件が揃って初めて意味を持つ数値だ。だからこの単独スペック記事では時間を書かない。具体的な現像時間の一覧は別記事(現像時間まとめ)にまとめる方針にしている。

他社現像液(例えばAgfa Rodinal等)との組み合わせについては、今回取得した公式ページの可視本文の中には記載を見つけられなかった。公式データが存在しない組み合わせを「参考値」として断定するのはこのサイトの方針に反するため、ここでは「要確認」とだけ書いておく。

未評価の明示

粒状性・解像感・実際の写りの印象は、このサイトではまだ何も評価していない。理由は単純で、実機での撮影・現像をまだ行っていないからだ。撮ってもいないフィルムに「素晴らしい」「感動する粒状感」などと書くのは、確かめてもいない数字を確かめた顔で出すのと同じで、このサイトが一番やりたくないことだ。

実際の写りが気になる人は、Ilford公式の作例ページやダウンロード可能な技術データシート(公式ページ内「PANF+ technical data sheet」)を直接確認することを勧める。このサイト側の実写評価は、実機での確認をやらない方針のため今後も載らない。


確認日:2026-07-23。価格・仕様・データシートの内容は改定されうるため、購入・現像の前に必ずIlford公式ページで最新情報を確認してほしい。

ベース厚とEI範囲、保存条件を確認した(技術データシート・2026-07-31)

前回の記事では、Pan F Plusのベース厚とEI範囲を「要確認」のまま残していた。今回、公式サイト内の技術データシート(PDF・ilfordphoto.com)を新たに取得した。僕が実際に確認した数値は、下の表にまとめる。

フォーマット ベース厚 備考
35mm 0.125mm(5ミル) アセテートベース
120ロールフィルム 0.110mm(4ミル) アセテートベース。ハレーション防止の裏引き付き
シートフィルム 0.180mm(7ミル) ポリエステルベース。同じく裏引き付き

ベース厚はフォーマットごとに違う。120ロールフィルムが0.110mmで最も薄く、35mmは0.125mmでその次、シートフィルムは0.180mmで最も厚い。乳剤タイプについては、データシートの本文中に記載を見つけられなかった。この項目だけは要確認のまま残す。

項目 内容
推奨EI範囲 基準はEI50/18。EI25/15でも良好な画質が得られるとされる
保存温度 10〜20℃の冷暗所での保存が推奨されている
露光後の現像目安 できるだけ早く、推奨は3ヶ月以内

EI範囲は、データシートのExposure Ratingの項目で確認した。基準はEI50/18で撮ることだが、EI25/15に落としても画質は良好とされている。このEI範囲は、ISOの基準にある foot speed の考え方ではなく、実用上の評価に基づく、とデータシートは注記している。

保存条件も確認した。データシートは、涼しく(10〜20℃)乾燥した場所で、元のパッケージのまま保存するよう案内している。露光後はできるだけ早く現像するよう案内しており、目安は3ヶ月以内だ。

長秒露光の補正については、データシートに計算式の存在は確認できた。式はTa=Tm(1.33乗)という形で、測定した露光時間から補正後の時間を出すためのものだ。ただし式の適用範囲(何秒から何秒までか)は、今回取得した本文の可視範囲には明記されていなかった。この点は要確認のまま残す。

乳剤タイプと長秒露光の適用範囲は、今回も「要確認」のままだ。埋めた顔をするより、正直に空けておく方がこのサイトの方針に合っている。

関連して確かめたこと

データを図で見る

下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。

図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)
0分15分30分45分60分Ilford Pan F+3.5–60分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)
0分15分30分45分60分510-Pyro8.5–11.5分ACU-16.5–7分Acufine3.5–5分GSD-106.5–60分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈 1+10 の体積比
希釈 1+10原液 1 : 水 10(この記事のデータで 3 件)原液全量を 11 とすると、原液は 1/11(9.1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 54.5mL + 水 545.5mL比率1:10
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 stock の体積比
希釈 stock原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 3 件)原液タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+100 の体積比
希釈 1+100原液 1 : 水 100(この記事のデータで 2 件)全量を 101 とすると、原液は 1/101(1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 5.9mL + 水 594.1mL比率1:100
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+5 の体積比
希釈 1+5原液 1 : 水 5(この記事のデータで 1 件)原液全量を 6 とすると、原液は 1/6(16.7%)例:仕上がり 600mL なら 原液 100mL + 水 500mL比率1:5
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:この記事に関係するデータの現像液別の件数
件数510-Pyro2 件ACU-12 件Acufine2 件GSD-102 件DiXactol Ultra1 件Moersch eco1 件Windisch1 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか)
件数21℃6 件20℃5 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事のデータの現像時間の分布
件数5分未満1 件5〜8分5 件8〜11分3 件11〜15分1 件15〜20分0 件20分以上1 件
分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:モノクロ現像の工程の並び
1前浴水(省く処方もある)2現像液温と時間が結果を決める3停止停止液または水4定着ハイポ/急速定着5水洗流水または交換法6乾燥水切り剤ののち吊る
工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。
図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)
遮光された注液口(明室で液を出し入れできる)蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認)リール=フィルムを巻く溝液(リールが完全に浸る量まで)タンク本体撹拌=反転
位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。
図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)
件数510-Pyro99 件D-7669 件Acufine65 件HC-11042 件Acurol-N35 件ID-1130 件ACU-128 件Adox HR-DEV28 件Atomal 4927 件Eco Pro21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)
件数Adox CHS 10048 件Adox CHS 2540 件Fomapan 10031 件Adox CHS 100 II30 件AgfaPhoto APX 10029 件Arista EDU Ultra 10024 件Ilford HP5+22 件AgfaPhoto APX 40021 件Adox Silvermax19 件Fomapan 40019 件
同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)
件数stock327 件1+1102 件1+10099 件1+983 件1+5048 件1+333 件1+1030 件1+1928 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事の図の元になっているDBの規模
件数現像時間の行(組合せ)1165 行フィルム(乳剤)の点数176 点現像液の点数162 点希釈の表記の種類80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27

図の元データは現像時間の一覧に全部載せている(絞り込みできる表)。値の取り違えを見つけたら出典のリンクから原文を確かめてほしい。

よくある質問

QPan F Plusは120(中判)でも使える?
A

使える。公式ページの製品ハイライトに「35mm & 120 Roll Film available」と明記されている(2026-07-23確認)。35mmだけでなく中判カメラでの使用も選択肢にある。

QPan F Plusはどんな撮影シーンに向いている?
A

公式ページが「晴天からコントロールされたスタジオ照明まで、明るい条件に適している」と案内する通り、三脚が使え光量を確保できる撮影(風景・静物・スタジオポートレートなど)に向く。暗所や手持ちで速いシャッターを切りたい撮影には不向き(2026-07-23確認、低感度フィルム一般の性質としての整理)。

QPan F Plusの感度(ISO)はいくつ?
A

公式ページ記載はISO 50/18°。超微粒子・低感度の白黒ネガとされている(2026-07-23確認、公式ページ https://www.ilfordphoto.com/pan-f-plus-35mm/ )。

Q現像時間は何分?
A

このページでは扱わない。現像時間はフィルムだけでなく現像液・希釈・温度の組み合わせで変わるため、単独のスペック記事では公表しない方針にしている。公式ページには純正現像液ごとの時間表が存在することは確認済み(2026-07-23)だが、数値は現像時間まとめ記事側で扱う。

Q粒状性や解像感は実際どうなの?
A

未評価。このサイトは実機・実フィルムでの現像/プリントをまだ行っていないため、写り・粒状・解像の主観評価は一切していない。公式ページの謳い文句(超微粒子・高解像)は事実として引用できるが、それを裏取りする実測データは持っていない(2026-07-23時点)。

QILFORD以外の現像液(Rodinalなど)でも使える?
A

要確認。Pan F Plusの公式ページのTechnical Specification表に記載があるのはILFORD純正の現像液のみで、他社現像液との組み合わせについての公式時間データはこの資料束の中には見当たらなかった。メーカー非公式の参考値として扱われている情報は世の中にあるかもしれないが、このページはそれを裏取りしていないため断定しない(2026-07-23確認)。

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