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カフェノール現像のレシピ分量比を公式データで確認する(2026-07-29確認)

初出 データ確認

図1:この記事に関係する組合せの現像時間(6件)
現像時間(分)Ilford Delta 400 Pro510-Pyro / 1+100 / EI250 / 20℃7分Ilford Delta 400 Pro510-Pyro / 1+100 / EI400 / 20℃12.25分Agfa CopexD-76 / stock / EI25 / 20℃5分Agfa CopexID-11 / stock / EI25 / 20℃5分Agfa Copex Rapid510-Pyro / 1+300 / EI50 / 20℃60分Agfa Copex Rapid510-Pyro / 1+300 / EI64 / 21℃20分
カルテに入っている一次資料の値をそのまま棒の長さにした図。数字は元の表記のまま(範囲や複数値はそのまま出す)。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図2:希釈 stock の体積比
希釈 stock原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 5 件)原液タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。

カフェノール現像のレシピ分量比を公式データで確認する(2026-07-29確認)

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この記事の確かめ方

  • ✅確認した公表値と確認日: caffenol.org公式ページを2026-07-29に確認
  • ✅出どころ: 現像剤メーカーでなく、カフェノールのレシピを公開している運営者本人のサイト(caffenol.org)という位置づけの公式ページ
  • ❌未評価: 写り・粒状・仕上がり(僕は現像していません)
  • 🔄レシピ・データシートは改訂されうる

結論(先に)

手元にコーヒーと重曹とビタミンCがあって、今夜フィルムを1本通したいなら、caffenol.org公式ページのDelta-STDレシピが起点になります。液温20℃・水1000mlに対して、重曹24g(結晶なら65g)、ビタミンC20g、インスタントコーヒー45gという分量です。現像時間は公式ページの原文で「9:00 – 11:00 minutes at 20 degrees」とあり、20℃で9:00〜11:00という幅です。定着・水洗の具体的な条件は公式ページに数値が無く、そこは「記載なし」のまま出します。

データ表(Delta-STD・Ilford Delta 400向け)

項目 出所 確認日
液温 20℃(68°F)を基準 caffenol.org公式ページ 2026-07-29
1000ml(1L) caffenol.org公式ページ 2026-07-29
重曹(粉末) 24g caffenol.org公式ページ 2026-07-29
重曹(結晶) 65g(粉末の2.7倍) caffenol.org公式ページ 2026-07-29
ビタミンC 20g caffenol.org公式ページ(claims申告) 2026-07-29
インスタントコーヒー 45g caffenol.org公式ページ 2026-07-29
現像時間 9:00〜11:00(20℃) caffenol.org公式ページ(claims申告) 2026-07-29
撹拌 記載なし
定着・水洗 記載なし(“as usual”のみ)
pH 記載なし

小さじ換算も同じページに載っています。水1000mlに対して重曹12杯(結晶なら32杯)、ビタミンC3杯、インスタントコーヒー18杯です。グラムで量れない環境向けの代替として書かれているだけで、グラム表記のほうが基準の分量に見えます。

選び方

重曹が粉末か結晶かで、必要な量が2.7倍も変わります。ここを見誤ると現像液全体のアルカリ度が狂うので、袋の表示を先に確認したほうがいいです。液温は20℃が基準で、それ以外の温度でどう時間を調整すべきかという換算値は、僕が確認した公式ページの本文には出てきませんでした。ここを自分で計算して埋めることはしません。分からないものは分からないまま置きます。

コーヒーの銘柄については、公式ページ側に指定の銘柄名までは書かれていません。「インスタントコーヒー」という表記のみです。濃さや抽出方法によるロットの違いは、公式データの外側にある話として扱っています。

軸ごとの本文

重曹の量

重曹の分量は粉末か結晶かで大きく変わる。caffenol.org公式ページ(確認日2026-07-29)には「24g Washing soda (multiply by 2.7 if your soda is crystalline -> 65g)」とあり、この数値の出どころはcaffenol.org公式ページ。

ビタミンCの量

ビタミンCはこのレシピで20g使う。 公表値: 同じ公式ページの原文に「20g Vitamin C」とあり、小さじ換算では「3 teaspoons of Vitamin C」とも書かれている。 出典: caffenol.org公式ページ(claims申告)。

現像時間と液温

現像時間は液温20℃とセットでなければ意味を持たない。 caffenol.org公式ページ(確認日2026-07-29)の原文にも「9:00 – 11:00 minutes at 20 degrees, fix and rinse as usual.」とあり、この数値と一致する。 出典: caffenol.org公式ページ(claims申告)。

溶液を混ぜたあとは、「Let solution stand for about 5 minutes to clear microbubbles.」という記載もあります。微細な気泡を抜くための待ち時間で、現像時間そのものとは別の工程です。

出所の格

ここで出している数値は、すべてカフェノールのレシピを公開している運営者自身のページ(caffenol.org)からの引用です。フィルムメーカーの公式データシートではありません。フィルム側の推奨(後述)も同じページの記載であって、Ilford社やKodak社が自社サイトで示した値ではないという点は分けて考えたほうがいいです。

未評価の明示 → 公式ページへ

僕はこのレシピで実際に現像していません。粒状・階調・仕上がりは全て未評価です。このカフェノールの確認カルテは /tools/caffenol/ にまとめてあるので、この記事の数値の出どころを辿りたい場合はそちらも見てください。実際にどう写るかは、caffenol.org公式ページや、フィルムメーカー公式のデータシートで確認してほしいです。

対象外にした点

公式ページには他にも「Agfa Copex Rapid Delta MICRO」向けの高コントラスト調整レシピと、二段階現像の「Caffeafine」レシピが載っています。今回はDBカルテで確認済みの数値と揃うDelta-STDレシピだけに絞りました。他の2レシピは分量が異なるので混同しないでください。


確認日: 2026-07-29。レシピ・データシートは改訂されうるので、実際に現像する前に公式ページで最新の記載を確認してください。

関連ページ

データを図で見る

下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。

図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)
0分15分30分45分60分Ilford Delta 400 Pro7–27分Agfa Copex5–7分Agfa Copex Rapid20–60分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)
0分15分30分45分60分510-Pyro7–60分Acufine7–11分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈 stock の体積比
希釈 stock原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 5 件)原液タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+300 の体積比
希釈 1+300原液 1 : 水 300(この記事のデータで 3 件)全量を 301 とすると、原液は 1/301(0.3%)例:仕上がり 600mL なら 原液 2mL + 水 598mL比率1:300
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+100 の体積比
希釈 1+100原液 1 : 水 100(この記事のデータで 2 件)全量を 101 とすると、原液は 1/101(1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 5.9mL + 水 594.1mL比率1:100
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+45 の体積比
希釈 1+45原液 1 : 水 45(この記事のデータで 2 件)全量を 46 とすると、原液は 1/46(2.2%)例:仕上がり 600mL なら 原液 13mL + 水 587mL比率1:45
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:この記事に関係するデータの現像液別の件数
件数510-Pyro5 件Acufine3 件Bellini Hydrofen1 件D-761 件ID-111 件Studional1 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事に関係するデータのフィルム別の件数
件数Ilford Delta 400 Pro6 件Agfa Copex4 件Agfa Copex Rapid2 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか)
件数20℃9 件24℃2 件21℃1 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事のデータの現像時間の分布
件数5分未満0 件5〜8分6 件8〜11分1 件11〜15分2 件15〜20分0 件20分以上3 件
分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:モノクロ現像の工程の並び
1前浴水(省く処方もある)2現像液温と時間が結果を決める3停止停止液または水4定着ハイポ/急速定着5水洗流水または交換法6乾燥水切り剤ののち吊る
工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。
図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)
遮光された注液口(明室で液を出し入れできる)蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認)リール=フィルムを巻く溝液(リールが完全に浸る量まで)タンク本体撹拌=反転
位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。
図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)
件数510-Pyro99 件D-7669 件Acufine65 件HC-11042 件Acurol-N35 件ID-1130 件ACU-128 件Adox HR-DEV28 件Atomal 4927 件Eco Pro21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)
件数Adox CHS 10048 件Adox CHS 2540 件Fomapan 10031 件Adox CHS 100 II30 件AgfaPhoto APX 10029 件Arista EDU Ultra 10024 件Ilford HP5+22 件AgfaPhoto APX 40021 件Adox Silvermax19 件Fomapan 40019 件
同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)
件数stock327 件1+1102 件1+10099 件1+983 件1+5048 件1+333 件1+1030 件1+1928 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事の図の元になっているDBの規模
件数現像時間の行(組合せ)1165 行フィルム(乳剤)の点数176 点現像液の点数162 点希釈の表記の種類80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27

図の元データは現像時間の一覧に全部載せている(絞り込みできる表)。値の取り違えを見つけたら出典のリンクから原文を確かめてほしい。

よくある質問

Qカフェノールの重曹は結晶タイプでも同じ量でいいですか?
A

いいえ。caffenol.org公式ページ(2026-07-29確認)では、粉末なら24g、結晶タイプは2.7倍の65gと明記されています。手元の重曹がどちらか、まずパッケージで確認したほうがいいです。

Qカフェノールの液温は20℃以外でもいいですか?
A

公式ページは20℃(68°F)を基準温度としていて、それ以外の温度での具体的な時間の換算値は公式ページ内に見当たりませんでした。温度がずれる場合の時間は僕の手元では確認できておらず、自分で計算して埋めることもしません。ここは『要確認』のまま出します。

QビタミンCの分量も公式に書いてありますか?
A

はい。caffenol.org公式ページ(2026-07-29確認)のDelta-STDレシピに20gと明記されています。小さじ換算では3teaspoonsという表記も同じページにありました。

Q現像後の定着・水洗の条件も分かりますか?
A

公式ページの文言は『fix and rinse as usual(いつも通り定着・水洗)』とだけあり、具体的な定着時間や液温の数値は書かれていませんでした。ここは僕も確認できておらず、お使いの定着液のメーカー公式データで確認してほしいです。

Qこの分量で現像した写りはどうですか?
A

僕は現像していないので、粒状や階調、仕上がりについては全て未評価です。写りを知りたい場合は、実際に現像した人の作例か、フィルムメーカー公式のデータシートを見てほしいです。

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