Tri-X 400 現像時間まとめ(D-76・HC-110/20℃)
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結論(先に)
Kodak Tri-X 400をD-76 原液・20℃で現像すると6.75分。1+1に薄めると9.75分です。HC-110は希釈Bで7.5分。Massive Dev Chart(digitaltruth.com)の一覧表からそのまま引いた値です。僕自身はまだTri-X 400を現像していません。ここに書いたのは公式・準公式の表に載っている値だけです。
画像出典: Massive Dev Chart(digitaltruth.com) (2026-08-05 確認・自作の図解(データは出典の公表値))
現像時間 早見表(20℃)
現像液
希釈
35mmの時間
120の時間
出典
D-76
原液
6.75分
6.75分
Massive Dev Chart
D-76
1+1
9.75分
9.75分
Massive Dev Chart
D-76
1+3
20分
25分
Massive Dev Chart
HC-110
希釈B
7.5分
7.5分
Massive Dev Chart
Kodak Tri-X 400 の現像時間そのものは、Kodakが自社データシートで単独公表している数字ではなく、Massive Dev Chart(digitaltruth.com)というユーザー投稿ベースの集計表から確認しました。取得日は2026-08-05です。表の同じ行に35mmと120の両方が載っている場合はそのまま両方を書き、片方しか無い場合は片方だけ載せています。
D-76の1+3だけ35mmが20分・120が25分と分かれています。理由はMassive Dev Chartの元の表が判型ごとに列を分けて記録しているためで、僕が丸めたわけではありません。
確かめ方と未評価
この記事の数値はすべてMassive Dev Chart(digitaltruth.com)の集計表を2026-08-05に取得し、逐語で照合した値です。Kodak自身の公式データシートでの再確認はまだできていません。写り・粒状・仕上がりについては未評価です。現像時間は液温・撹拌・タンク・フィルムのロットで変わるため、大事なコマの前は自分の環境で試し現像してから本番に臨んでください。仕様は改定されうるため、最終判断の前は必ず一次情報でも確認してください。
データを図で見る 下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。
図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長) 0分 5.3分 10.5分 15.8分 21分 Kodak Tri-X 400 3–21分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長) 0分 5.3分 10.5分 15.8分 21分 510-Pyro 6.5–21分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:希釈 1+100 の体積比 希釈 1+100 原液 1 : 水 100(この記事のデータで 4 件) 水 全量を 101 とすると、原液は 1/101(1%) 例:仕上がり 600mL なら 原液 5.9mL + 水 594.1mL 比率 1:100
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:希釈 stock の体積比 希釈 stock 原液のまま(希釈しない)(この記事のデータで 2 件) 原液 タンクに入れる液は全量が原液
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:希釈 1+5 の体積比 希釈 1+5 原液 1 : 水 5(この記事のデータで 1 件) 原液 水 全量を 6 とすると、原液は 1/6(16.7%) 例:仕上がり 600mL なら 原液 100mL + 水 500mL 比率 1:5
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。 図:この記事に関係するデータの現像液別の件数 件数 510-Pyro 4 件 ACU-1 1 件 Acufine 1 件 Agfa Ansco 47 1 件 Prescysol EF 1 件 Wehner Developer 1 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか) 件数 20℃ 7 件 21℃ 1 件 24℃ 1 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:この記事のデータの現像時間の分布 件数 5分未満 1 件 5〜8分 2 件 8〜11分 3 件 11〜15分 2 件 15〜20分 0 件 20分以上 1 件
分の数値が取れた行だけを数えている。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:モノクロ現像の工程の並び 1 前浴 水(省く処方もある) 2 現像 液温と時間が結果を決める 3 停止 停止液または水 4 定着 ハイポ/急速定着 5 水洗 流水または交換法 6 乾燥 水切り剤ののち吊る 工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。 図:現像タンクの断面(どこに何が入るか) 遮光された注液口(明室で液を出し入れできる) 蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認) リール=フィルムを巻く溝 液(リールが完全に浸る量まで) タンク本体 撹拌=反転 位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。 図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10) 件数 510-Pyro 99 件 D-76 69 件 Acufine 65 件 HC-110 42 件 Acurol-N 35 件 ID-11 30 件 ACU-1 28 件 Adox HR-DEV 28 件 Atomal 49 27 件 Eco Pro 21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10) 件数 Adox CHS 100 48 件 Adox CHS 25 40 件 Fomapan 100 31 件 Adox CHS 100 II 30 件 AgfaPhoto APX 100 29 件 Arista EDU Ultra 100 24 件 Ilford HP5+ 22 件 AgfaPhoto APX 400 21 件 Adox Silvermax 19 件 Fomapan 400 19 件
同じくDBの厚み。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8) 件数 stock 327 件 1+1 102 件 1+100 99 件 1+9 83 件 1+50 48 件 1+3 33 件 1+10 30 件 1+19 28 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27 図:この記事の図の元になっているDBの規模 件数 現像時間の行(組合せ) 1165 行 フィルム(乳剤)の点数 176 点 現像液の点数 162 点 希釈の表記の種類 80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。 出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com 確認日 2026-07-27