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ロジナール(R09)のスタンド現像・1+100は使える?公式希釈範囲と注意点を確認(2026-07-24)

初出 データ確認 更新の記録 1件

この記事の更新の記録(1件)
  • 公式ページを見直して「ロジナールの由来と容量規格を確認した(ADOX公式・2026-07-28確認)」を追記した(出典:adox.de)
図1:この記事に関係する組合せの現像時間(12件)
現像時間(分)Adox ORT 25Rodinal / 1+25 / EI25 / 20℃4分Adox Scala 50Rodinal / 1+25 / EI50 / 22℃10分Agfa Aviphot ASP 400 SRodinal / 1+50 / EI200 / 20℃11分Agfa Cinerex IC1NRodinal / 1+50 / EI50 / 20℃4.5分Agfa Cinerex IC1NRodinal / 1+50 / EI100 / 20℃5.5分Arista Ortho LithoRodinal / 1+100 / EI6 / 20℃3分BCG P-400Rodinal / 1+50 / EI400 / 20℃13分Fabfilm BU-400Rodinal / 1+25 / EI200 / 20℃12分Fabfilm BU-400Rodinal / 1+50 / EI400 / 20℃22分FilmNeverDie KURO 100Rodinal / 1+50 / EI100 / 20℃8.5分FT-12Rodinal / 1+100 / EI50 / 20℃45分Ilford Surveillance P3Rodinal / 1+50 / EI400 / 20℃14分
カルテに入っている一次資料の値をそのまま棒の長さにした図。数字は元の表記のまま(範囲や複数値はそのまま出す)。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図2:希釈 1+50 の体積比
希釈 1+50原液 1 : 水 50(この記事のデータで 10 件)全量を 51 とすると、原液は 1/51(2%)例:仕上がり 600mL なら 原液 11.8mL + 水 588.2mL比率1:50
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。

ロジナール(R09)のスタンド現像・1+100は使える?公式希釈範囲と注意点を確認

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この記事の確かめ方

  • ✅確認した事実: ADOX公式ロジナール製品ページ(adox.de)の希釈範囲・取扱い注意・製品来歴(取得2026-07-24)、rodinal確認カルテ(2026-07-23確認)
  • ✅手法: 公式ページ本文の逐語照合+DBカルテの一次確認値のみを使用(詳細は/methodology
  • ❌未評価: スタンド現像特有の具体的な現像時間・粒状/エッジ効果の実写での見え方(実機未測定)
  • 🔄改定を追う: ADOXの製品ページ・希釈仕様は今後変わりうる
Adox RODINAL
Adox RODINAL.jpg(Wikimedia Commons)/撮影: Mirko Böddecker/ライセンス: CC BY-SA 4.0(無改変で使用)

結論(先に)

  • 希釈だけを確認したいなら → 1+100はADOX公式の許容範囲(1+25〜1+500)内。ここは公式事実として言い切れる。
  • 現像時間を知りたい人には、正直に言うと公式データが無い。ここから先はコミュニティの実測が中心になるので、本記事では数値を断定しない。まずはロジナールの確認カルテで公式に分かっている範囲を見た上で、時間は自分のフィルム・タンク・水温に合わせてテスト現像で詰めていくしかない。
  • とりあえず仕様を裏取りしたいだけなら → ADOX公式ページで一次確認するのが最短。

確認できている事実(ADOX公式・2026-07-24確認)

項目 内容 出典
現行製造元 ADOX(旧Agfa Rodinalの後継、2004年処方に基づく) ADOX公式
希釈範囲 1+25〜1+500 ADOX公式
液の扱い 一発使い切り(希釈後の再利用不可) ADOX公式
少量希釈時の最低量 35mm/120フィルム1本あたり原液最低5ml ADOX公式
R09/APH09との比較 より微粒子だがシャープネス・アキュタンスは維持 ADOX公式

この表に載っていない項目(具体的な現像時間・撹拌回数・仕上がりの写真的傾向)は、公式ページ・DBカルテのどちらにも記載が無いため空欄にしている。埋めた顔をするより、ここで正直に止めるのがこのサイトの立ち位置。

選び方:スタンド現像を検討する前に確認すべき軸

ロジナールでのスタンド(半停止)現像を検討するなら、まず次の3つを分けて考える必要がある。

  1. 希釈が公式範囲内か — 1+100はADOX公式の1+25〜1+500の範囲内(確認済み)。
  2. 少量の原液で足りているか — 高希釈・小型タンクの場合、35mm/120で原液最低5mlという公式の下限を下回っていないか(確認済み)。
  3. 現像時間・撹拌設計 — ここは公式に確認できる情報が無い。フィルムの種類・希釈比・水温・タンクの大きさで変わる領域であり、コミュニティの実測値をそのまま公式値として扱うのは★0的に不誠実になる。

スタンド現像特有の「時間」「ムラ」について(正直な限界)

スタンド現像は一般に、通常より薄い希釈で長時間・撹拌を最小限にする手法として語られることが多いが、ADOX公式ページにはこの運用方法自体への言及が無い。したがって以下は本記事で断定しない。

  • 具体的な現像時間(「約◯分」等)
  • 撹拌タイミングの回数・間隔
  • シャドウの締まり方やエッジ効果(ブロマイド効果など)の実写での見え方

これらは実機での現像・スキャンによる検証(実測)が必要な領域で、現時点では未評価。数値を知りたい場合は、まず希釈を公式範囲内(1+100は範囲内)に収めた上で、自分のフィルム・タンク・現像温度でテスト現像を1本行い、そこから微調整するのが安全側の進め方になる。

公式の希釈仕様・注意事項そのものは、ADOXロジナール公式ページで直接確認できる。ロジナールの確認済み項目一覧は確認カルテにまとめている。

未評価の明示

現像時間・仕上がりの写真的傾向(粒状感・エッジ効果)は実機未測定のため、本記事では点数化・断定を行わない。具体的な数値が必要な場合は、公式ページの希釈範囲・注意事項を出発点にしつつ、自身の環境でのテスト現像で確かめることを勧める。


料金・仕様・製品情報は改定されうる。実際の購入・現像前には必ずADOX公式ページで最新情報を確認してほしい。確認日: 2026-07-24。

ロジナールの由来と容量規格を確認した(ADOX公式・2026-07-28確認)

僕はロジナールの由来も気になり、ADOX公式ページを実際に確認した。

ADOX公式によれば、ロジナールは1891年にベルリンで誕生した薬品だ。開発者はMomme Andresen氏。この処方が、後のAgfa社の土台になったという。

現行のADOX RODINALは、Agfa Leverkusenの最新処方(2004年版)に基づく。ADOXは元Agfaの科学者と協力し、Agfa代替品を作っているとも書かれていた。

容量規格も公式ページに明記されている。

容量 呼称
100ml(濃縮) Baby RODINAL
500ml(濃縮) 通常サイズ

製造国はドイツだ。ADOX公式ページに「Made in Germany」と記載がある。

商標も確認した。「Rodinal」はADOX Fotowerke Switzerland GmbHの登録商標。「Agfa」はAGFA Gevaert Group(ベルギー・モルツェル)の登録商標だ。両者は別会社という位置づけになる。

データを図で見る

下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。

図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)
0分5.5分11分16.5分22分Agfa Cinerex IC1N4.5–6.5分Fabfilm BU-40012–22分
青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)
0分11.3分22.5分33.8分45分Rodinal3–45分
同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈 1+50 の体積比
希釈 1+50原液 1 : 水 50(この記事のデータで 10 件)全量を 51 とすると、原液は 1/51(2%)例:仕上がり 600mL なら 原液 11.8mL + 水 588.2mL比率1:50
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+25 の体積比
希釈 1+25原液 1 : 水 25(この記事のデータで 4 件)全量を 26 とすると、原液は 1/26(3.8%)例:仕上がり 600mL なら 原液 23.1mL + 水 576.9mL比率1:25
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:希釈 1+100 の体積比
希釈 1+100原液 1 : 水 100(この記事のデータで 3 件)全量を 101 とすると、原液は 1/101(1%)例:仕上がり 600mL なら 原液 5.9mL + 水 594.1mL比率1:100
表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。
図:この記事に関係するデータのフィルム別の件数
件数Agfa Cinerex IC1N3 件Fabfilm BU-4002 件Adox ORT 251 件Adox Scala 501 件Agfa Aviphot ASP 400 S1 件Arista Ortho Litho1 件BCG P-4001 件FilmNeverDie KURO 1001 件FT-121 件Ilford Surveillance P31 件
件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか)
件数20℃16 件22℃1 件
資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事のデータの現像時間の分布
件数5分未満3 件5〜8分3 件8〜11分2 件11〜15分5 件15〜20分1 件20分以上3 件
分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:モノクロ現像の工程の並び
1前浴水(省く処方もある)2現像液温と時間が結果を決める3停止停止液または水4定着ハイポ/急速定着5水洗流水または交換法6乾燥水切り剤ののち吊る
工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。
図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)
遮光された注液口(明室で液を出し入れできる)蓋(撹拌のとき外れないか毎回確認)リール=フィルムを巻く溝液(リールが完全に浸る量まで)タンク本体撹拌=反転
位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。
図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)
件数510-Pyro99 件D-7669 件Acufine65 件HC-11042 件Acurol-N35 件ID-1130 件ACU-128 件Adox HR-DEV28 件Atomal 4927 件Eco Pro21 件
うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)
件数Adox CHS 10048 件Adox CHS 2540 件Fomapan 10031 件Adox CHS 100 II30 件AgfaPhoto APX 10029 件Arista EDU Ultra 10024 件Ilford HP5+22 件AgfaPhoto APX 40021 件Adox Silvermax19 件Fomapan 40019 件
同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)
件数stock327 件1+1102 件1+10099 件1+983 件1+5048 件1+333 件1+1030 件1+1928 件
どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27
図:この記事の図の元になっているDBの規模
件数現像時間の行(組合せ)1165 行フィルム(乳剤)の点数176 点現像液の点数162 点希釈の表記の種類80 種
数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27

図の元データは現像時間の一覧に全部載せている(絞り込みできる表)。値の取り違えを見つけたら出典のリンクから原文を確かめてほしい。

よくある質問

Qロジナールを1+100で使ってスタンド現像はできますか?
A

ADOX公式ページ(adox.de)に記載の希釈範囲は「1+25 to 1+500」(2026-07-24確認)。1+100はこの範囲内に収まる希釈です。ただし「スタンド現像」という運用方法そのものへの言及は公式ページには無く、その手順や向き不向きはコミュニティの実践情報が中心です。ここでは公式に確認できる希釈範囲までを事実として扱い、それ以外は要確認としています。

Qスタンド現像の具体的な現像時間はどれくらいですか?
A

要確認です。ADOX公式のロジナール製品ページ(2026-07-24確認)にも、rodinal DBカルテ(2026-07-23確認)にも、フィルム別・希釈別の具体的な現像時間の記載はありません(ILFORD等ごく一部メーカーが自社データシートに他社現像液の時間を載せているケースを除く)。具体的な現像時間の数値は主に愛好者の実測報告に基づくもので、ADOXの公式値ではないため、本記事では具体的な分数を断定しません。

Qロジナールは薄めた液を再利用できますか?
A

できません。ADOX公式ページに「RODINAL is a one-shot developer and can not be re-used」(2026-07-24確認)と明記されています。希釈後の液は毎回使い切りが前提です。

Q小型タンク・高希釈で使う時の注意点はありますか?
A

ADOX公式ページ(2026-07-24確認)は、高希釈かつ小型現像タンクを使う場合、35mmまたは120フィルム1本あたり原液を最低5ml使うよう案内しています(シートフィルムは4×5判4枚または8×10判1枚あたり原液5ml)。1+100のような高希釈でタンクが小さい場合、この最低量を下回らないか確認が必要です。

QロジナールとR09/APH09は同じものですか?
A

ADOX公式ページ(2026-07-24確認)によれば、現行のADOX RODINALはAgfa Leverkusenの最新(2004年)処方に基づいて製造されており、以前のAgfa Rodinalを使っていた場合も同等の結果が得られるとされています。またR09/APH09と比較すると、粒状はより微細ながらシャープネスとアキュタンスは維持されると案内されています。

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