ケントメア パン100 現像時間まとめ(確認日2026-07-23)|ID-11・ロジナール別
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この記事の確かめ方
- ✅ 確認した事実:Kentmere 100公式ページ・ILFORD ID-11公式ページ・HP5+公式ページ(現像時間の参照例として)・ADOX Rodinal公式ページを2026-07-23に取得し、本文で照合済み。
- ✅ 手法:各メーカーの公式ドメインに載っている数値だけを使う。第三者集約サイト(JS描画で本文照合できないもの)は使わない。
- ❌ 未評価:ケントメア100×ロジナールの具体的な現像時間(公式データが見つからなかった)。
- 🔄 改定を追う:フィルム・現像液メーカーの技術データシートは予告なく更新されることがある。現像前に必ず最新の公式データを確認してほしい。
結論(先に)
- ID-11で現像するなら公式データがある。20℃でStock 9分、1+1なら11½分だ(Kentmere 100公式Technical Specification表)。
- ロジナールで現像したい場合は、僕が探した範囲では公式の具体的な時間を見つけられなかった。Massive Dev Chartのような第三者集約は本文照合ができず今回は根拠にしていない。自分でテスト現像するか、フィルム写真コミュニティの実測報告を別途確認する必要がある。
- 迷ったら→ILFORD純正フィルム同士(Kentmere=HARMAN/ILFORD製)×ILFORD純正現像液の組合せが、いちばん公式データが厚い。
Kentmere 100 の現像時間(公式表・20℃)
Kentmere 100の確認カルテ 、ID-11の確認カルテ 、ロジナールの確認カルテ にそれぞれ一次ソースと確認日をまとめてある。
| 現像液 |
希釈 |
時間(20℃) |
出典 |
確認日 |
| ID-11 |
Stock(原液) |
9分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| ID-11 |
1+1 |
11½分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| ID-11 |
1+3 |
21分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| MICROPHEN |
Stock(原液) |
8½分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| PERCEPTOL |
Stock(原液) |
12½分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| ILFOTEC HC |
1+31 |
6½分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| ILFOTEC LC29 |
1+9 |
4分 |
Kentmere 100公式ページ |
2026-07-23 |
| ロジナール(Rodinal/Adonal) |
— |
要確認(公式データなし) |
— |
2026-07-23時点で未確認 |
温度は全て20℃。表にない組合せを知りたい場合は、ILFORDの公式ダウンロードページで最新のデータシートPDFを直接確認してほしい。
選び方:現像液は「純正データの有無」で比較する
フィルム現像の時間は、感覚や経験則より前に「そのメーカーが自社サイトで公表しているか」で信頼度が変わる。同じ現像液でも、
- メーカー純正フィルム×純正現像液=技術データシートに載っている(確認しやすい)
- 他社フィルム×他社現像液=メーカーが検証していないので、公式データが存在しないことが多い
という差が生まれる。ロジナールのように昔から広く使われている現像液でも、製造元(現在はADOXがRodinal/Adonalの名で製造)が公表しているのは希釈の範囲(1+25〜1+500の範囲で薄めて一発使い切り)までで、個別フィルムの分数までは踏み込んでいない。ここを混同すると「なんとなく聞いたことがある時間」で現像することになる。
ID-11というの現像液そのものについて
ID-11 はILFORD公式ページで確認できる粉末タイプの現像液(1L・5L缶で溶解)。汎用の微粒子現像液として、Stock(原液)・1+1・1+3の希釈で使われる(2026-07-23確認)。未開封の粉末は冷暗所(4〜20℃)で無期限保存できるとされる。原液を1Lタンクで使い回す場合の現像時間の延長率については、今回確認できた公式ページの本文に具体的な記載を見つけられなかったため、ここでは数値を出さず要確認としておく。
参考として、同じILFORD製フィルムのHP5+では、ID-11の公式時間はStock 7½分・1+1で13分(HP5+公式ページのTechnical Specification表、2026-07-23確認)。ケントメア100とHP5+はISO感度が違う別フィルムなので、この数字をそのままケントメア100に流用してはいけない。あくまで「ID-11という現像液が、公式にどう運用されているか」の参考例として置いている。
ロジナール(Rodinal/Adonal)というの現像液について
ロジナール は液体濃縮の高希釈現像液。ADOX公式ページによれば、1+25〜1+500の範囲に薄めて一発使い切り(希釈液は保存不可)で使い、原液のままなら長期保存できるのが特徴。現在の製造元はADOX(ドイツ)で、旧Agfa製法を引き継いでいるとされる(2026-07-23確認)。
僕がADOX公式・ILFORD公式の両方を確認した限り、ケントメア100×ロジナールの具体的な現像時間(分)は、どちらのメーカー公式にも見つからなかった。Kentmere 100公式の技術データシートPDFには「Non-ILFORD Developers」として他社現像液の時間を載せる欄が実際にあるが、そこに掲載されているのはKodak D-76だけで、ロジナールの記載は無い。第三者の集約サイト(Massive Dev Chartなど)に数値は存在するが、結果表がJS描画で本文照合ができず、今回は出典として採用していない。
未評価・未確認の明示
- ケントメア100×ロジナールの現像時間:公式データなし。要確認のまま。
- ID-11の原液使い回しによる現像時間の延長率:今回確認できた公式ページの本文には具体的な記載が見つからなかった。要確認のまま。
- 温度補正(20℃以外での換算):今回の一次ソースには温度換算表の記載を確認できていない。必要な場合は現像液・フィルムそれぞれの公式データシートPDFを直接確認してほしい。
- 現像液の入手性・価格:この記事では扱っていない。
公式データが無い組合せを、それっぽい数字で埋めることはしない。現像は失敗すると取り返しがつかない工程なので、確認できない時間は「確認できない」とだけ書くのが、このサイトの役目だと思っている。
確認日:2026-07-23。現像時間・仕様はメーカー側の改定で変わりうる。現像前に必ず各メーカーの公式データシートで最新の数値を確認してほしい。
データを図で見る
下の図は全部、うちのカルテに入っている一次資料の値だけを描き直したもの(新しい数字は作っていない)。実写の作例は出していない=写りの評価はしない方針。
図:同じフィルムでも現像液で何分変わるか(最短〜最長)青が最短、オレンジが最長。2件以上のデータが在るフィルムだけを出している。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:現像液ごとの現像時間の幅(最短〜最長)同じ現像液でもフィルムと希釈で幅が出る。2件以上在る現像液だけ。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:希釈 stock の体積比表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。図:希釈 1+50 の体積比表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。図:希釈 1+1 の体積比表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。図:希釈 1+25 の体積比表記の定義をそのまま図にしたもの(1+3=原液1に水3)。仕上がり量の例は比率からの割り算。図:この記事に関係するデータの現像液別の件数件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:この記事に関係するデータのフィルム別の件数件数はデータの厚みで、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:液温ごとの件数(どの温度で書かれているか)資料が20℃で書かれているのか他の温度なのかは、そのまま読者の作業条件になる。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:この記事のデータの現像時間の分布分の数値が取れた行だけを数えている。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:モノクロ現像の工程の並び工程の順番だけの自作図。時間と液温は薬品ごとに違うので数値は書いていない。図:現像タンクの断面(どこに何が入るか)位置関係だけの自作図。容量や寸法は製品ごとに違うので入れていない。図:サイト全体でデータが多い現像液(上位10)うちのDBの厚みの偏り。少ない現像液は資料が取れていないという意味で、良し悪しではない。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:サイト全体でデータが多いフィルム(上位10)同じくDBの厚み。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:希釈の表記の分布(サイト全体・上位8)どの希釈で資料が書かれているかの分布。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27図:この記事の図の元になっているDBの規模数えただけの図。英語の Massive Dev Chart(18,000件超)にはまだ遠い=どこまで在るかを隠さずに出す。出典:digitaltruth.com / digitaltruth.com / digitaltruth.com確認日 2026-07-27