イルフォード HP5 Plusの特性とスペック|ISO400・EI200〜3200のラチチュード
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この記事の確かめ方
- ✅ 確認した事実:ILFORD公式のHP5 Plus製品ページ(https://www.ilfordphoto.com/hp5-plus-35mm/)を2026-07-23に確認
- ✅ 手法:掲載する数値・仕様は上記の公式ページに書かれている内容、または当サイトのDB確認カルテに登録済みの確認済みの値のみを使用
- ❌ 未評価:粒状性・解像・写りの主観評価(実機での撮影・現像を行っていないため)
- ❌ このページでは扱わない:現像時間(フィルム×現像液×希釈×温度の4条件が必要なため、別記事で扱う)
- 🔄 仕様は改定されうるため、契約・購入前に必ず公式ページで確認してください
結論(先に)
HP5 Plus(確認カルテはこちら)は、公称ISO400でありながらEI200〜3200まで押し引きできる広いラチチュードが公式に案内されているフィルムです。用途を選ばず幅広く使いたい人には向いていますが、極めて微粒子な仕上がりを最優先したい人には向きません(この判断はDB確認カルテのbest_for/not_forに基づきます)。粒状性そのものの実写評価はまだ行っていないため、ここでは公称スペックの整理にとどめます。
確認できているスペック
| 項目 | 値 | 状態 |
|---|---|---|
| 公称感度(ISO) | ISO 400/27° | 確認済み(2026-07-23) |
| 実用ラチチュード(EI) | EI 200〜3200 | 確認済み(2026-07-23) |
| 乳剤型 | ー | 要確認 |
| ベース厚 | ー | 要確認 |
| 対応する純正現像液(現像時間は別記事) | ID-11 / MICROPHEN / ILFOTEC DD-X / ILFOTEC HC / ILFOTEC LC29 / ILFOSOL 3 | 確認済み(2026-07-23) |
| 粒状・解像・写りの主観評価 | ー | 未評価 |
乳剤型とベース厚は、ILFORD公式のHP5 Plus製品ページ(2026-07-23確認の範囲)にも当サイトのDB確認カルテにも数値が無く、正直に「要確認」としています。埋めた顔をして推測値を書くことはしません。
ISO400という公称感度の位置づけ
HP5 Plusの公称感度はISO400/27°です。ILFORD公式ページ(確認日2026-07-23)はこのフィルムを「high speed, fine grain, medium contrast black & white film」と説明しており、ジャーナリズム・ドキュメンタリー・旅・スポーツ・屋内の自然光撮影向けの選択肢として位置づけています。ここでいう「fine grain」「medium contrast」はメーカー側の説明文であり、当サイトが実測して確認した評価ではありません。区別してお読みください。
EI200〜3200という広いラチチュード
公式ページには「It has been formulated to respond well to push-processing and can be rated up to EI 3200/36°」という記載があり、増感(プッシュ処理)を前提にEI3200まで対応する設計であることが確認できます。DB確認カルテのpros欄にも「ラチチュードが広くEI200〜3200で使える」ことが確認済みの強みとして登録されています。
なお、当サイトのDB確認カルテのcons欄には「ISO400級ゆえDelta100等より粒状は粗い」という当サイト独自の相対的な整理も記録していますが、これはあくまで当サイトの位置づけであり、ILFORD公式ページに書かれている記述ではありません。公式ページはむしろ「fine grain」と説明しています。粒状の実写評価そのものは未評価のため、この記事では公式の「fine grain」という説明文と、当サイトが便宜的に置いた相対的な整理(cons)を混同しないよう分けて書いています。
対応している現像液(現像時間はここでは書かない)
ILFORD公式のHP5 Plus製品ページのTechnical Specification欄には、ILFORD純正の現像液ごとの希釈・現像時間の一覧表が掲載されています。対応する現像液は次の6種類です(確認日2026-07-23)。
- ID-11
- MICROPHEN
- ILFOTEC HC
- ILFOTEC LC29
- ILFOTEC DD-X
- ILFOSOL 3
ここで書けるのは「この6種類が公式に対応している」という事実までです。具体的な希釈比率や現像時間(分)は、フィルム単体のスペックではなく「フィルム×現像液×希釈×温度」の組み合わせで初めて意味を持つ数値なので、このページでは扱いません。現像時間が知りたい場合は、条件ごとに整理した現像時間まとめの記事をご覧ください。
なお、ILFORD以外のメーカーの現像液(ロジナール等)との組み合わせについては、公式ページ上で確認できる時間データがありませんでした。DB確認カルテのcross_brand_note欄もnull(未確認)のままです。メーカー横断の第三者集約データが存在する場合でも、当サイトは公式ドメインで確認できた事実だけを掲載する方針のため、ここでは「要確認」とだけ書いておきます。
未評価の項目について
粒状性・解像力・写りの雰囲気といった主観的な評価は、すべて未評価です。crafirastudioはまだHP5 Plusの実機での撮影・現像を行っていません。実測前に「〜な写り」と断定することは、このサイトが最も避けたいことです。実際の写りを確かめたい場合は、公式サイトに掲載されているサンプル情報や、他の一次情報源を参照することをおすすめします。
対象外にした点
この記事では価格情報を扱っていません。DB確認カルテのpricing_captured_atがnullで未取得のためです。価格が確認でき次第、別途カルテを更新します。
確認日:2026-07-23 仕様・製品情報は改定されうるため、購入・現像前に必ずILFORD公式ページで最新情報を確認してください。
対応フォーマットと用途別の現像液選び(公式ページより追加確認)
公式ページを2026-07-28に確認した。今回、新しい事実が2つ見つかった。
まず対応フォーマットだ。公式ページには35mm・120ロール・シートフィルムの3形態に対応するとの記載がある。これは確認済みの事実だ。
もう一つは現像液の選び方だ。公式ページには目的別のおすすめ現像液を示す欄がある。具体的な現像時間はここでは書かない。方針は変えていない。だが、どの現像液を選ぶかという案内自体は新しい情報だと僕は判断した。以下に整理する。
| 目的 | 公式が案内する現像液 |
|---|---|
| 画質最優先(EI400/27・EI800/30) | ILFOTEC DD-X または ID-11(Stock) |
| 画質最優先(EI1600/33・EI3200/36) | ILFOTEC DD-X または MICROPHEN(Stock) |
| 最微粒子 | ILFOTEC DD-X または PERCEPTOL |
| 最大シャープネス | ILFOSOL 3 または ID-11(1+3) |
| 増感耐性の最大化 | ILFOTEC DD-X または MICROPHEN(Stock) |
| ワンショットの手軽さ | ILFOSOL 3(1+9)、ID-11(1+1)、ILFOTEC DD-X/MICROPHEN(1+1) |
| 経済性 | ILFOTEC LC29(1+29)または ID-11(1+3) |
| 迅速処理 | ILFOTEC HC(1+15) |
この表で目を引くのはPERCEPTOLという名前だ。これまでの記事で挙げた対応現像液6種類には無かった。ID-11・MICROPHEN・DD-X・HC・LC29・ILFOSOL 3の6つだ。PERCEPTOLは最微粒子の案内欄だけに出てくる。Technical Specification欄の希釈・時間表には載っていない。具体的な希釈や時間は確認できなかった。だから対応現像液として正式に加えるのは、まだ要確認としておく。